夏目漱石の人生論 牛のようにずんずん進め

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夏目漱石の人生論 牛のようにずんずん進め

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794222381
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「牛のようにずんずん前に押していきなさい」。と若き弟子たちに書き送った漱石。牛は漱石にとって一つの理想のイメージだった。とかくこじんまりと真面目に生きる現代の若者に「本当の真面目」とは、もっと腹の底からの大真面目だと説く漱石からの魂のメッセージ。「仕事」「人間関係」「家庭」などについて述べた言葉から、現代人に役立つ教えを読み解く。

?本当の真面目さと偽りの真面目さ
?真面目とは真剣勝負のことである
?自分の〈本領〉を見つけて生きる
?粘り強く己を貫くことである
?人のために、世のために生きることの幸せ
?死を前に覚悟をもって生きる

齋藤孝[サイトウタカシ]
著・文・その他

内容説明

「牛のように進め」と若き弟子たちに書き送った漱石。牛は漱石にとって一つの理想のイメージだった。とかく、こぢんまりと真面目に生きる現代の若者に「本当の真面目」とは、もっと腹の底からの大真面目だと説く漱石からの魂のメッセージ。「仕事」「人間関係」「家庭」などについて述べた言葉から、現代人に役立つ教えを読み解く。

目次

はじめに “漱石流真面目力”を読み解く
第1章 あなたは本当に真面目ですか
第2章 自分の本領を発揮していますか
第3章 生き切っていますか
第4章 世の中に立ち向かっていますか
第5章 人のために泣けますか
第6章 覚悟がきまっていますか
おわりに “人間の教師”夏目漱石

著者等紹介

齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒、同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。著書に『宮澤賢治という身体』(世織書房、宮澤賢治賞奨励賞)『身体感覚を取り戻す』(日本放送出版協会、新潮学芸賞)『声に出して読みたい日本語』(草思社、毎日出版文化賞特別賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ばりぼー

32
愛媛県尋常中学校(松山中学)の全生徒に宛てて校誌に寄稿した『愚見数則』から、「狐疑するなかれ。躊躇するなかれ。驀地に進め。物は最初が肝要と心得よ。」「多勢を恃んで一人を馬鹿にするなかれ。己れの無気力なるを天下に吹聴するに異ならず。かくのごとき者は人間の糟なり。」豆腐のカスは馬が食うが、人間のカスは最果ての地に行ったところで売れるものではないと言っています。「馬鹿は百人寄っても馬鹿なり。味方が大勢なる故、己れの方が智慧ありと思うは、了見違いなり。味方の多きは、時としてその馬鹿なるを証明しつつあることあり。」2019/02/14

shamrock

11
真面目とは、真剣勝負のこと。この一言だけでお腹いっぱいである。「理想は見識から出る」って言うのも、響く言葉だった。2017/04/18

あいくん

7
☆☆☆斎藤孝さんが夏目漱石の小説や講演、手紙などから名文句をまとめた本です。斎藤孝さんは夏目漱石をよく読みこんでいます。漱石は弟子の芥川龍之介に「我々は馬になりたがるが、牛になる必要がある、あせってはいけない」と諭します。馬でなく牛になるというのは、「真面目に」ということです。この「真面目」は深い意味があります。 「こころ」の「先生」は「私」に「あなたは本当に真面目なんですか」と問いかけます。ここでいう「真面目」は倫理的に深い意味で問われています。「先生」は「私」に長い遺書を残します。 2017/08/25

snowboy

5
全く古くない、逆に目が覚めるようないい言葉が満載でした。虚構に溢れ、極端に誇張された華美が世間にどっぷりと浸かってしまっている都会人現代人にこそ、真面目とは何か、真摯に生きるとはどういうことか、問いかけられている気がします。牛がずんずん愚直に進む様を真面目と表現し、いけるところまで言って斃れ果てる…そうありたいものだと思いました。それが社会的成功、経済的強者とは必ずしも同義でないこともよくわかります。2017/11/26

ぽてちゅう

3
自分と人とどう向き合っていくか、ふとした悩みがもたげた時に、このタイトルが目に止まりました。息をするようにスッと身体に取り込まれる言葉と、ドキッとしてのどにつかえるけど飲み込む言葉は、表裏一体。自分に足りていないから無意識に求めてしまう。「牛のようにずんずん進め」とは、言い換えると「逃げない」ことかなと思いました。「戦うことより赦すこと」のくだりは、心の刺がパラパラと落ちていくようです。2017/08/13

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