草思社文庫<br> 日本開国―アメリカがペリー艦隊を派遣した本当の理由

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草思社文庫
日本開国―アメリカがペリー艦隊を派遣した本当の理由

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  • サイズ 文庫判/ページ数 291p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794222046
  • NDC分類 210.595
  • Cコード C0121

出版社内容情報

米側史料を本格的に取り上げ、開国のシナリオを作った関係者の動きを点描。米国の東アジア戦略(対日・対中)の原型を示した問題作。捕鯨は口実だった。米側史料を本格的に取り上げ、開国のシナリオを作った関係者の動きを点描。米国の東アジア戦略(対日・対中)の原型を示した「新・開国史」!

渡辺惣樹[ワタナベソウキ]
日米近現代史研究家。1954年生まれ。東京大学経済学部卒業。日本未紹介の膨大な米英資料を読み込み、開国以来の日米関係を主義・主張を排した合理的な視点をもって解釈した一連の著作が高い評価を受ける。オピニオン誌を中心に、日米の開戦原因、最新のアメリカ政治をテーマとした論考を発表。著書に『日米衝突の根源 1858?1908』『日米衝突の萌芽 1898?1918』(第22回山本七平賞奨励賞)『朝鮮開国と日清戦争』『TPP 知財戦争の始まり』、訳書に『日本 1852』『日米開戦の人種的側面 アメリカの反省1944』『アメリカはいかにして日本を追い詰めたか』『ルーズベルトの開戦責任』『ルーズベルトの死の秘密』『コールダー・ウォー』『ダレス兄弟』(いずれも草思社刊)。


内容説明

1854年、ペリー提督は大艦隊を率いて浦賀に再来航し、その威容をもって日米和親条約を結ぶ。しかし、その後の修好通商条約の締結は“ノンキャリ”領事ハリスただ一人に委ねられた。開国の目的は日本との交易ではなく、中国市場との距離を縮めるべく立案された「太平洋ハイウェイ(シーレーン)」構想が隠されていた―米側の史料をもとに、開国のシナリオを練った中心人物アーロン・パーマーの動向を描きながら、日本に開国を迫ったアメリカの真意を明らかにしていく。本書は、今日にいたるまで一貫するアメリカの対日・対中政策の原型を描き出した「新・開国史」である。

目次

幕末知識人のバイブル―一八二七年十一月十八日/京都・鴨川畔
家斉の絶頂―一八二八年三月二十八日/江戸・本郷
流出する国防情報―一八二八年十二月十六日/長崎
運河開削ベンチャーの頓挫―一八二九年十二月七日/ニューヨーク・マンハッタン
弁財船漂流―一八三二年十一月三日/鳥羽
頼山陽の死と関藤藤陰―一八三二年十一月十九日/京都・鴨川畔
宣教師の死―一八三四年八月一日/広州
「泳ぐ石油」―一八三五年某日/アラスカ沖シャルウィダンス?―一八三六年六月十二日/マカオ
富士は見えたか―一八三七年七月某日/遠州灘〔ほか〕

著者等紹介

渡辺惣樹[ワタナベソウキ]
1954年、静岡県下田市出身。日本近現代史研究家。東京大学経済学部卒。北米在住。米英史料を広く渉猟し、日本開国以来の日米関係を米国をはじめ国外からの視点で捉え直した著書を数多く上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Majnun

5
出来事の原因はひとつではなく、いわば時代の全体で作られていくものだ。 だからといって歴史の本まである視点を持たずに全体性を維持して書いていいかということには疑問がある。日本開国への道筋を描くこの本は一見関連のない章が連なって出来ていて、最終的にアーロン・パーマーのレポートに繋がっていくが、その繋がっていく道筋があちこちに寄り道して「編集」された跡がない。また個々のエピソードが味気ないからと歴史薀蓄が添えてある章が多いが、これが上手いこと言いたかったけどあんまり関係なかった体のネタで頭を捻るばかり。疲れた。2016/09/06

nabe

4
大変数多くの資料を参照されたことは、注および出典を見ただけでもわかるが、描かれた氷の小塊が脳内でカクテルに仕上がるには、自分の基礎知識が足りなすぎる。2020/03/07

Tetsuya Noguchi

2
確かに、開国にむけたペリーの圧倒的な存在感のわりには、初代米国総領事ハリスの存在感はペリーと比較すると、全く小さい。米国がそれほどまでに力を入れて日本に開国を迫った迫力はどこに行ってしまったのだろうと著者が疑問に感じるのも不思議ではない。 この書の特筆すべき特徴は、著者が解明したい点に繋がると思われる出来事や、人と人のつながりのエピソードを時系列的に追っていくことで、全体像を浮かび上がらせるという手法を取っていること。あとがきで絵画の点描表現をイメージしたと述べているが、なるほどなと思わせる記述であった。2021/05/10

S

1
日本開国へと至る、主にアメリカの動向2021/03/11

枯れる蓮

0
様々な出来事と思惑で歴史は動く様子がよく分かる本だった。2016/06/28

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