草思社文庫<br> 日米開戦の謎

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草思社文庫
日米開戦の謎

  • 鳥居 民【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 草思社(2015/10発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 343p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794221612
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0121

出版社内容情報

政府組織内の対立がもたらした恐るべき錯誤。「政治の失敗」という観点から、太平洋戦争開戦の真因を大胆に推理、指摘した歴史評論書。これまで語られなかった新説を提示。

【著者紹介】
1928年(昭和3年)、東京牛込に生まれ、横浜に育つ。水産講習所を経て台湾政治大学へ留学。台湾独立運動に関わる。現代中国史、日本近現代史研究家。主な著書に『昭和二十年』(既刊13巻)『毛沢東五つの戦争』「反日」で生きのびる中国』『原爆を投下するまで日本を降伏させるな』(いずれも草思社刊)など。本書執筆には1975年ぐらいから準備し40年ほどを費やした。親左翼的な史観にとらわれていた歴史研究に、事実と推論を持って取り組む手法で影響を与える。2013年1月急逝。享年八十四。

内容説明

昭和十六年の日米開戦の決断はどのような経緯でなされたのか。いかにアメリカに追い詰められたとはいえ、回避する手立てはなかったのか。今日まで謎とされる最終的決断の局面を、首相近衛文麿と内大臣木戸幸一の中国撤兵案をめぐる対立、陸海軍の組織上の確執などを軸に解き明かした歴史評論。開戦を煽ったジャーナリスト徳富蘇峰や敗戦後、今日にまで続く木戸幸一とノーマンの隠蔽工作まで、類書に見ない卓抜な指摘がたくさん含まれた傑作評論。

目次

第1章 だれが戦いをあおったのか
第2章 どうしてサイゴンに派兵したのか
第3章 なぜ天皇は「雲南作戦」を思い出したのか
第4章 どうして敵の反攻を考えなかったのか
第5章 どうして統合幕僚本部がなかったのか
第6章 なぜ近衛は東条に内閣を託したのか
第7章 なぜ吉田茂の乙案は無視されたのか
第8章 だれが近衛を自殺に追い込んだのか

著者等紹介

鳥居民[トリイタミ]
1928年東京生まれ。横浜に育つ。水産講習所を経て台湾政治大学へ留学。台湾独立運動に関わる。現代中国史、日本近現代史研究家。親左翼的な史観にとらわれていた歴史研究に、事実と推論をもって取り組む手法で影響を与える。2013年1月逝去、享年八十四(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shimaneko

9
ほんの数十年前、祖父母の時代である戦前(昭和初期)の自国の内情を、実はほとんど知らない己の無知を痛感。「経済摩擦」とか「軍部の独走」とか、手垢のついた従来の史観に対するカウンターパンチとして興味深く読了。中でも、よく知らないくせにダメダメなイメージだけが根強い近衛文麿に対する再評価が新鮮。歴史に名を残すような政治家の評価って、時代によって極端に変わるからねぇ。生半可に Wiki とかで知った気になってちゃいかんのだよなと再認識。2018/12/05

フンフン

3
「歴史を書くにあたっては想像力が必要」、それはわかる。だが、これはあまりに想像だけで書かれている。裏づけとなる手記や記録なしに書くのでは、ほとんどフィクションである。2020/08/29

cocolate

2
なかなか読み進めるのが大変ではあったけど、読んでよかった。国対国の争いというより、それぞれの国の開戦派と回避派の争いなんじゃないのか?目的はなんであれ、組織の戦いとはな。 プロレスなのかこれは。2015/12/08

佐々木大悟

2
読むのに1か月ほぼ丸ごと使ってしまったハードな内容。やはり負けるべくして負けた戦争だったのだなぁ。冒頭に登場するジャーナリスト徳富蘇峰による言葉の数々は、今の状況と重ね合わせると背筋が凍る思いがする。2015/10/31

スターリーナイト

0
2016ー78 これ程開戦の謎を解き明かしている本は無いのではないか。2016/10/23

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