草思社文庫<br> 思考する機械コンピュータ

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草思社文庫
思考する機械コンピュータ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 267p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794220585
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C0155

出版社内容情報

コンピュータ科学の第一人者が原理から説き起こし、並列処理や進化的アルゴリズムなど最先端の話題まで解説する必読の入門書。

【著者紹介】
コンピュータ科学者。マサチューセッツ工科大学在学中からlogo言語の開発に携わるなど、早くから注目を集めてきた。とくに並列マシン、並列プログラミングを専門とし、数万台のプロセッサからなる超並列コンピュータを製造するシンキング・マシン社の設立に協力した。

内容説明

実はコンピュータの仕組みは驚くほど単純で、非常に理解しやすい。その理論は電子工学とは関係なく、本質はコンピュータという考え方の中にある。進化論的コンピュータ、人工ニューロン、超並列コンピュータの第一人者の著者が歩んできた道をたどりながら、コンピュータの可能性を解き明かした名著。

目次

1 思考の基本部品
2 部品としての論理回路
3 プログラミング
4 チューリングの万能機械
5 アルゴリズムと発見的手法
6 メモリ―情報と暗号
7 並列コンピュータ
8 学習できるコンピュータ
9 工学的アプローチの次にくるもの

著者等紹介

ヒリス,ダニエル[ヒリス,ダニエル] [Hillis,W.Daniel]
コンピュータ科学者。学部、修士、博士課程を通じてマサチューセッツ工科大学で学ぶ。在学中からMIT人工知能研究所のLOGO研究室で教育用システムのハードウェアおよびソフトウェアの研究・開発に携わる。博士課程で並列コンピューティング・アーキテクチャを研究し、その成果を商用化する目的で、スーパーコンピュータ製造企業、シンキングマシン社を設立している

倉骨彰[クラホネアキラ]
早稲田大学卒業。テキサス大学オースチン校大学院言語学研究科博士課程修了。数理言語学博士。同校で自然言語処理等を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

25
『コンピューター』とはどういう機械か、ということを構造や具体的にどんな処理をしているかを解説した一冊。MITで天才と呼ばれた人物であるため難解な話かと思いきや丁寧で難しい言い回しのない素晴らしい一冊だった。そもそもand、orってどんな動きかということを機械部品化して解説しているところが良かったし、メモリってそもそもなんだ、並列コンピューターの仕組み(著者は並列コンピューターの第一人者でもある)など機械に詳しくない私には勉強することばかりで読めて良かったし、また読みたいです。2022/08/25

34

21
リストの降順ソートを作成するという単純なコンピュータプログラムを、進化論的なシミュレーションで作成してみると、著者が知るどんなプログラムより高速でリストを作成できるプログラムが仕上がった。しかしプログラムの機能自体はとてもシンプルなのに、著者はそれがどのように動いているかを理解できなかったそうだ。この示唆的な話から著者が下すのは、コンピュータができることと人間の脳ができることのあいだに本質的なちがいはないはずだが、だとしても人間は決して自分自身の脳の働きを理解できないだろうということだった。2017/05/02

かなすぎ@ベンチャー企業取締役CTO

16
1章〜3章の前半パートが面白い。コンピュータサイエンスの基礎知識を身につけるのに読んだほうがいいと、エンジニアの先輩に教えてもらったが、バイナリ・メモリ・CPU・プログラミングがどんなことをしてるのか、分かりやすく説明している。コンピュータの本質は、抽象化された機能を幾重の階層にも積み上げているということ、という定義はなるほどと思った。CPUやOSなどのレイヤーのことがわからなくてもプログラミングできるようになってるし、この思想はビジネスにも応用できるなと思った。p111-112のまとめもわかりやすい。2019/08/21

しゅわっち

15
面白かった。私も知らなかったが、コンピュータ、AIを知りたい人は、読むべき本に感じます。ちょっと古いですが、もっと有名になっていい本に感じます。著者が、並列コンピューター第一人者による入門書である。コンピューターの概念知識がわかり、基礎と本質が理解できます。論理的な機械に人間の脳の対比も感じ興味をもって読んでました。この本を読むことで、コンピューターニュースの理解が深まると思います。著者が、コンピューターにより人間脳の代替えをどう考えているかも知りたくなりました。この本に感謝いたします。2019/07/24

磁石

14
いろんなコンピューターについて書かれている本よりかは、専門用語が少なくうまくまとめてくれている名著。すぐに様変わりしてしてしまうこの分野における、変わらない本質を語ってくれる。コンピューターの過去だけでなく未来のことにもふれていて、十数年前に書かれたものとは思えない今に通じる新鮮さがある。ただ、それでも再読が必要かも。2014/11/21

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