出版社内容情報
軍事力では日米に勝てない中国。共産党存続をかけた戦略を起こり得るかもしれない軍事衝突のシミュレーションから解き明かす。
軍事力では日米に勝てない中国。共産党存続をかけた戦略を起こり得るかもしれない軍事衝突のシミュレーションから解き明かす。好評『日本人が知らない軍事学の常識』の応用編!
【著者紹介】
1960年長野市生まれ。82年1月から84年1月まで陸上自衛隊(原隊は上富良野)。88年、神奈川大学・英語英文科卒業。88年4月から90年3月まで東京工業大学大学院江藤淳研究室に所属(社会工学専攻修士)。その後、軍事雑誌の編集者などを経てフリー・ライター。2002年末から函館市内に住む。著書に『日本人が知らない軍事学の常識』『北京は太平洋の覇権を握れるか』『「日本国憲法」廃棄論』『やっぱり有り得なかった南京大虐殺』(劇画原作)、『ヤーボー丼』『武侠都市宣言!』『ニッポン核武装再論』『近代未満の軍人たち』『日本海軍の爆弾』『【新訳】名将言行録』『【新訳】孫子』『【新訳】戦争論』『日本人のスポーツ戦略』『精解 五輪書』『極東日本のサバイバル武略』『新解 函館戦争』など。
内容説明
太平洋の覇権をめぐる米国と中国の角逐は、さまざまな場面で鮮明化する一方だ。米国の軍事力には遠く及ばないはずの中国が仕掛ける“間接侵略”の脅威とは?米中開戦を想定し、戦況の推移、勝敗の行方、日本をはじめ周辺諸国がこうむるであろう影響を、第一級の軍事専門家がリアルにシミュレートする。米中の掛け値なしの実力を明らかにし、最新の情報を盛り込んで、日本の対米・対中関係の最も合理的なあり方を示す。いまこそ読まれるべき最重要図書!
目次
プロローグ 米支の権益地域としての絶東
1 なぜ太平洋の支配権が二強国の争点となるか
2 米支開戦までの流れを占う
3 想定 米支戦争
4 米支戦争に日本はどうつきあうのが合理的か
エピローグ 開戦前の宣伝に屈しないために
追記
著者等紹介
兵頭二十八[ヒョウドウニソハチ]
著述家、軍学者。1960年長野市生まれ。陸上自衛隊を経て、神奈川大学英語英文科、東京工業大学大学院江藤淳研究室に所属。社会工学専攻修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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