出版社内容情報
元気な母猫コロと黒猫のポー、失踪したハリー、死んだゲンキ。それぞれ独自の個性をもつ猫たちの喜びと悲しみのドラマ。
元気な母猫コロと黒猫のポー、失踪したハリー、死んだゲンキ。それぞれ独自の個性をもつ猫たちの喜びと悲しみのドラマ。
【著者紹介】
1929年、東京生まれ。1945年、財団法人調布高等女学校(現・田園調布学園)卒業。戦時中を両親の郷里藤枝にて過す。1948年、官立東京農業教育専門学校附設女子部卒業。科学雑誌の編集、科学映画脚本家を経て、作家となる。『銀色ラッコのなみだ』(フォア文庫)でサンケイ児童出版文化賞・NHK児童文学奨励賞・動物愛護協会賞、『ヤマネコのきょうだい』(実業之日本社)で野間児童文芸推奨賞、『ミドリがひろったふしぎなかさ』(童心社)で講談社出版文化賞(絵本部門)を受賞。他の著書に童話『森のネズミ』シリーズ、『うさぎのお店やさん』シリーズ(以上、ポプラ社)、エッセイ集『森のネズミの山荘便り』(求龍堂)、『太平洋戦争下の学校生活』(平凡社ライブラリー)、『科学映画にかけた夢』『猫には猫の生き方がある』『猫がドアをノックする』(以上、草思社)などがある。現在、東京と黒姫の仕事場を往き来するなかで創作活動を続けている。自著の挿画なども手がける一方、定期的に銀座・鳩居堂画廊にて絵画個展を開催。藤枝市教育委員会企画・桜映画社製作によるハイビジョン・ビデオ『岡野薫子の作品世界──文と絵と──』(出演・脚本
内容説明
岡野家でともに暮らした猫たちの成長とぬくもり、そして別れをたどる物語。母猫コロとその息子たちを中心としたオムニバス方式。前作『猫がドアをノックする』の続篇。
目次
第1章 やさしいハリー
第2章 黒猫ポー
第3章 末っ子ゲンキ
第4章 母猫コロ
第5章 外猫クー
第6章 さすらいのジェニー
第7章 里子に行った猫たち
第8章 わが家の猫たちは今
著者等紹介
岡野薫子[オカノカオルコ]
1929年東京生まれ。東京農業教育専門学校附設女子部卒業。科学雑誌の編集、科学映画のシナリオライターを経て、児童文学の創作へ。64年のデビュー作『銀色ラッコのなみだ』でサンケイ児童出版文化賞、NHK児童文学奨励賞、動物愛護協会賞を受賞。『ヤマネコのきょうだい』(野間児童文芸推奨作品賞)、『ミドリがひろったふしぎなかさ』(講談社出版文化賞・絵本部門)など児童文学の著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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