草思社文庫<br> 結論で読む人生論

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草思社文庫
結論で読む人生論

  • 勢古 浩爾【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 草思社(2014/02発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 266p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794220332
  • NDC分類 159
  • Cコード C0195

出版社内容情報

人は何のために生きているのだろう? 
 この問いには、紀元前から現代まで、老子、孔子、カント、トルストイ、漱石、アッラー……などなど、作家、哲学者から、思想家、科学者、果ては神(の代弁者)に至るまで、ありとあらゆる「賢者」たちが答えを示してきた。
しかし、実際に彼らの人生論をひもといてみると、迂遠で、晦渋で、いつのまにかはぐらかされたり、結局「結論」がよくわからなかったりする。

本書は、そんな「賢者」たちの人生論を「結局なにが言いたいのか」の1点で読み解き、著者独特の視点から「判定」「批評」するという大胆不敵な試みである。
 人類史上の叡智が凝縮された何十通りもの「人生の意味」を、端的に紹介する。

【著者紹介】
1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に34年間勤務ののち、2006年末に退職。市井の人間が生きていくなかで本当に意味のある言葉、心の芯に響く言葉を思考し、静かに表現しつづけている。1988年、第7回毎日21世紀賞受賞。著書に『結論で読む人生論』『定年後のリアル』(いずれも草思社)、『自分をつくるための読書術』『こういう男になりたい』『思想なんかいらない生活』『会社員の父から息子へ』『最後の吉本隆明』(いずれも筑摩書房)、『わたしを認めよ!』『まれに見るバカ』『日本人の遺書』(いずれも洋泉社)、その他多数。

内容説明

トルストイからデール・カーネギーまで古今東西の「人生の意味」の解答者たちを取り上げ約50通りの人生論の結論を総覧!

目次

第1章 賢者、かく語りき
第2章 神よ、あなたを信じて大丈夫か
第3章 霊的人生論ってなんだ
第4章 人生に意味はないか、楽しまなければ損か
第5章 まじめな人生は最強である
第6章 人生の価値、人生の意味

著者等紹介

勢古浩爾[セココウジ]
1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に34年間勤務ののち、2006年末に退職。市井の人間が生きていくなかで本当に意味のある言葉、心の芯に響く言葉を思考し、静かに表現しつづけている。1988年、第7回毎日21世紀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

37
元本は2006年刊。古今の人生論からの論考。「人生の意味」などの一般論でなく、「どのような人生を自分はよしとするのか」という人生観を重視する。口は悪いがすぐ反省する著者は可愛い。夢や自己実現について、「夢のために人生があるのではなく、人生のために夢がある」と言う。全く同感。「そもそも人生にも宇宙にも意味はない」。その通り。人生は完成できるパズルでなく只の穴だろう。自分で考えられる「今」だけはある。生きる杖としての宗教論も出てくる。日本人だって無宗教ではない。「空気」を信仰している。信じない私は異教徒だけど2022/01/16

ビイーン

24
文豪から哲学者、聖典、ホリエモンと古今東西の人生論をかいつまんで知ることができる、お得な本だと思う。勢古さんにかかれば、賢者や成功者のありがたいお言葉も容赦なくスパッと斬捨てられていく。痛快だ。吉本隆明の人生論がいい。「結婚して子供を生み、そして、子供に背かれ、老いてくたばって死ぬ、そういう生活者をもしも想定できるならば、そういう生活の仕方をして生涯を終える者が、いちばん価値ある存在なんだ」2018/02/17

中年サラリーマン

17
いろんな本の紹介。持ち上げられているのもあればけちょんけちょんのものまで。基本的にシニカルな視点なので辛口だが飾らない文章なのでよいと思う。後著者は自分は普通だ的なことを時々匂わせるのだが、そんなこと匂わせない方がよいと思う。そっちの方が潔いから。でもそうすると今度は高慢なヤツなどと言われたりして。結局自分がやりたいようにするのが一番か。2014/06/29

オールド・ボリシェビク

6
勢古浩爾さんの本は、私にとって、常備薬みたいなもので、何日かに一度、そのクセのある文章を読まないとダメなのだ。これも何度読んだか。2006年に単行本が出て、2014年に文庫化している。文庫化のころの勢古さん、ちょうど今の私の年齢ぐらいか。何のために生きるか。古今東西の賢人たちが説いた人生論を、鳥瞰してみる。  ただ、正解はない。当たり前だ。あとがきでこう記す。「他人のまっとうな人生を邪魔するな。望まれてもいないのに介入するな。他人の人生を嗤うな。(中略)自分で自分の人生をバカにしないこと」。沁みる。2024/03/28

あんさん

3
古書店でたまたま見かけた本。読んでためになったようであり、単なる暇つぶしに終わったようでもある。独特のやや投げやりな言い回しが著者のスタイルか。「時間を忘れて楽しいこと、安月給を忘れてつい打ち込んでしまうもの、一緒にいると心が落ち着く人、そんなものが見つかるなら、それが(人生の)「意味」である。」2020/09/30

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