出版社内容情報
人は何のために生きているのだろう?
この問いには、紀元前から現代まで、老子、孔子、カント、トルストイ、漱石、アッラー……などなど、作家、哲学者から、思想家、科学者、果ては神(の代弁者)に至るまで、ありとあらゆる「賢者」たちが答えを示してきた。
しかし、実際に彼らの人生論をひもといてみると、迂遠で、晦渋で、いつのまにかはぐらかされたり、結局「結論」がよくわからなかったりする。
本書は、そんな「賢者」たちの人生論を「結局なにが言いたいのか」の1点で読み解き、著者独特の視点から「判定」「批評」するという大胆不敵な試みである。
人類史上の叡智が凝縮された何十通りもの「人生の意味」を、端的に紹介する。
【著者紹介】
1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に34年間勤務ののち、2006年末に退職。市井の人間が生きていくなかで本当に意味のある言葉、心の芯に響く言葉を思考し、静かに表現しつづけている。1988年、第7回毎日21世紀賞受賞。著書に『結論で読む人生論』『定年後のリアル』(いずれも草思社)、『自分をつくるための読書術』『こういう男になりたい』『思想なんかいらない生活』『会社員の父から息子へ』『最後の吉本隆明』(いずれも筑摩書房)、『わたしを認めよ!』『まれに見るバカ』『日本人の遺書』(いずれも洋泉社)、その他多数。
内容説明
トルストイからデール・カーネギーまで古今東西の「人生の意味」の解答者たちを取り上げ約50通りの人生論の結論を総覧!
目次
第1章 賢者、かく語りき
第2章 神よ、あなたを信じて大丈夫か
第3章 霊的人生論ってなんだ
第4章 人生に意味はないか、楽しまなければ損か
第5章 まじめな人生は最強である
第6章 人生の価値、人生の意味
著者等紹介
勢古浩爾[セココウジ]
1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に34年間勤務ののち、2006年末に退職。市井の人間が生きていくなかで本当に意味のある言葉、心の芯に響く言葉を思考し、静かに表現しつづけている。1988年、第7回毎日21世紀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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