もう一度天気待ち―監督・黒澤明とともに

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もう一度天気待ち―監督・黒澤明とともに

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  • サイズ B6判/ページ数 367p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794220264
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

出版社内容情報

黒澤明監督の記録係が書いた名著『天気待ち』を新たに三船敏郎と黒澤明との関係・交情等、大幅な書き下ろし原稿を追加して復刊。

世界十か国に翻訳されて黒澤明監督を知るための第一級の資料として、楽しい読み物として、定評のある名著『天気待ち』を復刊。新たに三船敏郎と黒澤明との関係・交情等、大幅な書き下ろし原稿を追加、決定版として刊行。記録・スプリクターとして長年そばに仕えた著者にしか知りえないエピソードが満載。愉快な自筆イラスト多数。

第一部 もう一度 天気待ち
第一章 三船敏郎と黒澤明
 「三船は本当によくやったよ」( 黒澤明)
第二章 仲代達矢と三船敏郎
 「『御用金』仲代・三船の喧嘩別れの真相」
第三章 伝説の黒澤映画
 「七人の侍、用心棒、天国と地獄など」
第二部 天気待ち( 旧稿再録)

【著者紹介】
一九二七年、東京生まれ。出版社勤務の後、伊丹万作の遺児武彦( 伊丹十三)の世話をするため京都へ。一九四九年、大映京都撮影所にスクリプター見習いとして就職。一九五〇年、『羅生門』撮影のため京都太秦にやってきた黒澤監督につくことになる。以降、『白痴』以外のすべての作品につく。山田洋次監督の『母べえ』は氏の自伝。黒澤監督亡き後、黒澤映画の語り部として出版からテレビまで様々なメディアでその魅力を広めつづけている。

目次

第1部 もう一度、天気待ち(三船敏郎と黒澤明;仲代達矢と三船敏郎;伝説の黒澤映画)
第2部 天気待ち(旧稿再録)(箱庭人生・京都撮影所;女神の微笑・『羅生門』;東宝パラダイス;還らぬあの日々―追想『デルス・ウザーラ』 ほか)

著者等紹介

野上照代[ノガミテルヨ]
1927年、東京生まれ。出版社勤務の後、伊丹万作の遺児武彦(伊丹十三)の世話をするため京都へ。1949年、大映京都撮影所にスクリプター見習いとして就職。1950年、『羅生門』撮影のため京都太秦にやってきた黒澤監督につくことになる。以降、『白痴』以外のすべての作品に参加。現在も、黒澤映画の体験を後世に伝えたいと様々なメディアで活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

61
黒澤明映画の多くで記録係を務めた著者の本。黒澤明氏や三船敏郎氏、他多くのスタッフや俳優の思い出を綴っている。記録係は映画作成の上で常に監督の近くにいるがうえで知ることが多いのだと思う。通常黒澤明監督は怒りっぽくて怖いというイメージが大きいが実はとても繊細な方だということがわかる。また三船敏郎という豪快な俳優との出会いや交流もたくさん書かれていた。「天気待ち」という本の増補復刊版ということだ。図書館本。2016/02/14

ぐうぐう

17
黒澤映画のスクリプターとして『羅生門』以降の撮影に関わった野上照代のエッセイ『天気待ち』に、新たに書き下ろしを加えた『もう一度 天気待ち』。その加えられたエピソードは、他人の証言や文献からの引用が多く、コラージュの印象がどうしても強い。それよりも、野上自身が体験した撮影風景の記述がメインの『天気待ち』こそが、やはり本書の一番の読みどころだろう。中でも、過酷を極めた『デルス・ウザーラ』の撮影秘話を綴った章がおもしろい。(つづく)2014/03/03

ブラックジャケット

9
黒澤明監督のスクリプターとして撮影現場を俯瞰的に把握している立場で、作品が生み出される貴重な証言集になっている。文春版が絶版になったために、新しいエッセイを加え、草思社から新版が生まれた。題名に「もう一度」という言葉がつけ加わった。三船敏郎や仲代達矢との出合いやコラボレーション。ハリウッド映画との軋轢、精神的危機、「デルス・ウザーラ」の苛酷現場、勝新太郎の降板事件、正に黒澤とともに歩んだ側近スタッフの成せる著作だ。黒澤天皇という異名とった天才監督が命を削りながら仕上げた作品群の重みが如実に伝わる。 2019/07/27

わかめ

2
今は昔の、活動屋たちの汗と涙と苦労と歓喜がここにある。2015/11/07

takao

1
ふむ2021/12/24

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