出版社内容情報
日本の夏休みの風物詩として慣れ親しんだ“ラジオ体操”を深く掘り下げたノンフィクション。そもそもの始まりは何時か、何の目的でどの様に普及していったのか?知られざる側面に迫る。
【著者紹介】
ノンフィクション作家。1961年、横浜市生まれ。東京外国語大学モンゴル語学科卒。テレビ番組製作会社勤務を経てフリーのジャーナリストになる。『からくり民主主義』『おすもうさん』『ご先祖様はどちら様』など著書多数。初めに結論ありきではなく、自身の足で取材しテーマについて誠実に思考していくスタンスに定評がある。
内容説明
ラジオ体操の音楽を聞けば、思わず体が動き出す。そんなあなたはもう立派な「ラジオ体操人」かも…。なぜラジオ体操はこれほど日本人に親しまれているのか。そんな疑問を解き明かすべく著者は3年の歳月をかけて各地のラジオ体操会場に赴き、「ラジオ体操人」に突撃インタビューを敢行する。さらに誕生と変遷の歴史をひもとくうちにラジオ体操の意外な側面が浮かび上がってくる。そこに見えてきたのは、昭和という時代の風景と日本人の姿だった―。
目次
第1章 ラジオ体操人
第2章 死なせない広告
第3章 満足なり、皆に宜しく
第4章 ふるえる魂
第5章 自由で平等な気分
第6章 愉快なファシズム
第7章 隠れラジオ体操
第8章 六時三〇分のおつとめ
著者等紹介
高橋秀実[タカハシヒデミネ]
1961年横浜市生まれ。東京外国語大学モンゴル語学科卒業。ノンフィクション作家。著書『ご先祖様はどちら様』(新潮社)で第10回小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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