イスラム哲学とは何か―宗教と哲学の攻防

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イスラム哲学とは何か―宗教と哲学の攻防

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  • サイズ B6判/ページ数 453p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794219442
  • NDC分類 167
  • Cコード C0010

出版社内容情報

イスラムの世界観はいかにして形成されたか?多彩で知的刺激に満ちた思想の系譜を紹介し、その内在的な論理を説く。

イスラム教徒の価値観のベースとなっているイスラム哲学について、その歴史的な流れと現在の状況を論点ごとにまとめた本。「厳格で排他的な一神教」という一般的なイスラム像とはまったく異なる、多彩で知的刺激に満ちた思想の系譜を紹介し、現在のイスラム世界が直面する問題の根源にあるイスラム教徒のアイデンティティの問題を浮き彫りにする。イスラム世界の内在的な論理が理解できる一冊。

・イブン・ルシュドの時間論
・神は何をすることができるのか
・「科学」としての神秘主義
・イスラムにおける歴史の解釈
・リベラリズム対イスラム
・「ジハード」の現代における重要性
・イスラムに啓蒙運動は必要か
・近代の象徴としてのキリスト教
・コーランの注釈に対するラディカリズムの欠如

【著者紹介】
哲学史家。ケンタッキー大哲学科教授。1950年ロンドン生まれ。1979年にケンブリッジ大学でPh.Dを取得。イスラムおよびユダヤ思想の研究者として世界的に高い評価を受け、多数の著作がある。邦訳された著作に『イスラム哲学への扉 理性と啓示をめぐって』(中村庚廣治郎訳、ちくま学芸文庫)など。

内容説明

何よりも理性に重きを置いていたイスラム世界の哲学者たち。その多彩な論点を現代の問題意識から捉え直した意欲的な試み。

目次

イスラム哲学の起源と歴史
大いなる論争
知識とは何か
神秘主義
存在論
道徳・倫理
政治―イスラム国家とは何か
思想の伝播
言葉・言語
イスラム哲学の現在
イスラムに啓蒙運動は必要か
「アラブの春」と日本の大震災―イスラム哲学の視点から

著者等紹介

リーマン,オリヴァー[リーマン,オリヴァー][Leaman,Oliver]
米国ケンタッキー大学の哲学科教授(2000年8月~)。1950年英国ロンドン生まれ。オックスフォード大学で哲学を学び、1979年にケンブリッジ大学で博士号の学位Ph.Dを取得。ハルツーム大学(スーダン)、リバプール工科大学(英国)で教壇に立つ。イスラムとユダヤの思想の研究者として世界的に高い評価を受けており著作多数。また、“The Qur’an:An encyclopedia”(Routledge、2006)、“World Philosophies”(Routledge、2008)の編集責任者も務めた

佐藤陸雄[サトウリクオ]
1939年(昭和14年)東京生まれ。京都大学文学部史学科卒。毎日新聞社に入社し、ニューデリー(インド)、テヘラン(イラン)、カイロ(エジプト)、ワシントン(米国)の各特派員や論説委員などを務めた。その後、四天王寺国際仏教大学(現IBU四天王寺大学)社会学科の教授となり、国際関係論のゼミを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。