内容説明
車ごと水中に落ちてしまったら?人食いザメが襲ってきたら?潜水タンクの酸素がなくなったら?銃撃戦に巻き込まれてしまったら?「もうダメだ!」という絶体絶命のピンチを切り抜ける方法を各界のエキスパートたちが伝授する。ハリウッド映画のアクションスターのように、命の危機をたくみに回避するテクニックを図解入りで詳しく解説。全米でミリオンセラーを記録した、ちょっと笑えるサバイバル本。
目次
第1章 脱出・突入(流砂に足をとられたとき;ドアを蹴破って室内に入るとき ほか)
第2章 防御・攻撃(毒ヘビに襲われたとき;サメが向かってきたとき ほか)
第3章 跳躍・落下(橋の上から川に飛び込むとき;建物からゴミ収納庫に飛び降りるとき ほか)
第4章 緊急事態(呼吸が止まってしまったとき;心臓が止まってしまったとき ほか)
第5章 突発事態(飛行機を代行操縦・着陸させるとき;大地震に遭遇したとき ほか)
著者等紹介
ペイビン,ジョシュア[ペイビン,ジョシュア][Piven,Joshua]
コンピュータ・ジャーナリスト
ボーゲニクト,デビッド[ボーゲニクト,デビッド][Borgenicht,David]
編集者・ライター
倉骨彰[クラホネアキラ]
数理言語学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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shikada
16
専門家が、いざというときのサバイバル術を40個教える一冊。スタントマンでもないとやらないような限定的なシチュエーションが多い。最初の2つは「流砂に足をとられたとき」「ドアを蹴破るとき」。いつあるんだそんな機会。いっぽうで「ナイフで傷を負ったとき」「山で遭難したとき」「凍傷になったとき」はけっこう参考になった。まぁ問題は、いざその時にとっさに的確な行動をとれるかどうか、なんだけれど。2020/10/13
ばっか殿すん
15
これでこの先も生きのびれるぜ!一番参考になったのが、「走る列車の屋根を移動するとき」です。2014/08/07
Takashi Takeuchi
9
再読(文庫ではなく単行本で)。本棚を整理していて随分と昔に読んだ本と再会。様々なシチュエーションからの危機回避方法が満載で手元に置けば安心の一冊。ただ、自宅に小型爆弾が送られてきたり、クーガーに襲われたり、走る電車の屋根を移動する機会なんかはあまりないと思うけれど…。すぐ取り出せるよう本棚の目立つところに置き直します。2021/08/04
大先生
9
約20年前のアメリカでミリオンセラーになった本だそうです。「流砂に足をとられたとき」「小包爆弾が送られてきたとき」「砂漠で遭難したとき」「銃撃戦に巻き込まれたとき」って…日本人からすればネタだとしか思えませんが、アメリカでは一応あり得るんでしょうね。改めて日本って平和だなと思いました。「橋の上から川に飛び込むとき」は肛門に力を入れろ!さもなくば肛門から水が入って内蔵損傷するぞとありましたが、戦時中は魚雷爆発の水圧で肛門から水が入って内蔵損傷して亡くなった人がいたことを思い出しました。あ、暗くしてすみません2021/04/04
7kotae
2
実に素敵にくだらない本(褒め言葉)。タイトル通りの内容なのだが、アクション映画の中でしか遭遇しないようなありえない事態が多数収録!されていて、ネタとして楽しめる(もちろん、普通に役に立ちそうな物もあるけれど)。お気に入りの対処法は「小包爆弾が送られてきたとき」。真面目にどのように見分けるべきか考察してあるところが素晴らしい。2012/08/26