出版社内容情報
無実の罪で拘置所に入れられた日本人が、自らの体験を冷静かつユーモラスに再現。弁護士や裁判の理不尽な実態も描かれ、まさにアメリカ社会の縮図が展開される。 単行本『アメリカ監獄日記』改題。
【著者紹介】
高平隆久1960年、東京生まれ。建築家からコンピュータ技術者になった。黒人音楽が好きで、その基盤は米国文化である。アメリカには十代の頃から何度も渡っている。その後も各国で色々な仕事をしながら1998年に仕事で渡米。2002年、身に覚えのない罪状で逮捕。この事件によって強制送還された後、長い間落ち込んでいたが、それに終止符を打つつもりで書いた文章が身内で評判になり、この出版に至ってしまった。現在はフリーランスとして翻訳およびコンピュータで生計を立てている。
内容説明
ハリウッドにある彼女のアパートメントを訪ねた僕は突然、警察官2人組に「手を挙げて足をひろげろ!」と捕えられてパトカーで連行された。身に覚えのない罪状、全く頼りにならない公選弁護人、敵意むき出しの収監者たち、劣悪な施設―異国の地で囚われた僕は無罪を勝ち取ることができるのか?いや、それより生きて出所することができるのか?あらゆる人種の囚人が集まる拘置所にぶち込まれた無実の男の実体験にもとづく痛快サバイバル日記。
目次
逮捕
彼女
移送
裁判所
ツインタワー
アジアン・モジュール
日々
弁護人
逆転
裁判
釈放
著者等紹介
高平隆久[タカヒラタカヒサ]
1960年、東京生まれ。建築家からコンピュータ技術者になった。黒人音楽が好きで、その基盤は米国文化である。アメリカには十代の頃から何度も渡っている。その後も各国で色々な仕事をしながら1998年に仕事で渡米。2002年、身に覚えのない罪状で逮捕。現在はフリーランスとして翻訳およびコンピュータで生計を立てている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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007
うたまる