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ブッダの脳―心と脳を変え人生を変える実践的瞑想の科学

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794218667
  • NDC分類 498.34
  • Cコード C0011

内容説明

心の力を最大限に引き出し、他人との関係をより良きものに変え、みずからの人生を大きく変えることができる。そのための実践法を、仏教の伝統的な手法である「瞑想」と、最新の神経科学や心理学の知見とを統合することで見出した。科学と仏教の知恵によって、より豊かな人生、より豊かな幸福感とを得るための画期的なガイドブック。

目次

イントロダクション(自ら変わる脳)
1 苦しみの原因(苦しみの進化;最初の矢と二番目の矢)
2 幸福(良いものを取り入れる;火を鎮める;しっかりした意図をもる;平常心)
3 愛(愛と憎しみの狼;思いやりと自己主張;限りない優しさ)
4 知恵(マインドフルの基盤;至福の集中;自己を解き放つ)
付録 健全な脳を育てる栄養神経化学

著者等紹介

ハンソン,リック[ハンソン,リック][Hanson,Rick]
Ph.D.神経心理学者。著名な瞑想の指導者である。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)を首席で卒業。「神経科学と瞑想の知恵の泉研究所」の共同創業者。「the Wise Brain Bulletin」の編集者でもある

メンディウス,リチャード[メンディウス,リチャード][Mendius,Richard]
脳神経科医。「神経科学と瞑想の知恵の泉研究所」の共同創業者。カリフォルニア大学ロサンゼルス校、スタンフォード大学パロアルト校で医学を教えていた

菅靖彦[スガヤスヒコ]
翻訳家、セラピスト、日本トランスパーソナル学会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SOHSA

35
《購入本》マインドフルネス瞑想等による一定の境地について脳科学等からのアプローチにより解明を試みた一冊。と言うとありがちに聞こえるが、本書の特筆すべき点は著者自身が瞑想の実践者であり、仏教に関する知識を有しており、したがって門外漢の科学者が一方向の科学的視点で分析するのではなくサイエンスとスピリチュアルの双方向的に瞑想者の脳を解明しようとしていること。 その結果、単なるデータとしてのみならず、瞑想時の体感についても腑に落ちる言説となっている。その上で人としてどう生きるべきなのかも読み手に示している。良書。2021/08/03

ハイちん

9
最近よく話題に上がるマインドフルネスについて知りたくて手に取った。スピリチュアルの領域とされてきた「瞑想(マインドフルネス)」の効果を、脳科学や心理学などの見地から科学的に紹介している。マインドフルネスは筋トレと一緒でやればやるほど効果が上がり、心の平穏を得られるようになるらしい。僕は、僕自身の意識からわき出てくる負の感情から解き放たれて自由になりたい。効果があるかはわからないが、実践していきたいと思った。2019/07/14

チシャ猫

4
神経科学と自己啓発がミックスになったような本で、仏教色は薄め。瞑想における科学的な知見に興味があって手に取ったため、抽象的な言い回しや実践を促す言葉遣いが一部邪魔に思えて、なかなか読み終わらなかった。最後の自己についての洞察部分が一番面白かったかな。2024/10/20

いもけんぴ

4
今行っているマインドフルネスのモチベーションを上げるために読んだ。マインドフルネスだけでなく、脳と心を変える様々な方法論が載っている。そして、マインドフルネスは進化の性質に反しているという視点は興味深かった。原始時代の人間にとって1つの事に集中することは、近付いてくる敵に気づかずに殺されることを意味する。そのため、心が彷徨いやすいよう進化してきたとのことだ。2020/02/25

侑珠生

3
人間の脳は避けるための能力を高めることによって、現在まで生き残ってきました。なので、悪いニュースに敏感になったり、不安、用心といったネガティブな感情の方が優位になっています。感情で反応した場合、脳でどういうホルモンが分泌されるか記載されています。それを利用して、感情をコントロールすることで脳の状態を管理することもできます。その手段として瞑想が紹介されていました。慈愛の瞑想は、自分に対して試してみましたが、普通の瞑想の時より効果があるように感じました。2016/03/15

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