内容説明
父ピョートル大帝譲りのカリスマ性で人心を掌握し、祖国繁栄の礎を築いた美貌の女帝。ロシアを熟知する著者ならではの快心作。
目次
1 庶出の皇女
2 アンナ女帝の時代
3 玉座奪還
4 大公妃エカチェリーナ
5 晩秋
著者等紹介
河島みどり[カワシマミドリ]
早稲田大学文学部露文科卒業。モスクワ大学で研修。リヒテル、ギレリス、ムラヴィンスキー、ボリショイ・オペラ、モスクワ芸術座などの通訳をつとめる。映画『石の花』『僕の村は戦場だった』などの字幕翻訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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星落秋風五丈原
8
母女帝から後継者と目されて早くから帝王教育を受けていたエリザヴェータ。更に両親を早くに亡くし唯一の姉は結婚して他国に嫁ぎ、周囲に信じられる人が誰もいないという過酷な環境で育ってゆく。「環境が人をつくる」という言葉の意味を噛みしめて読んだ。 早々に政治に関心を失い、関心はおしゃれと若いツバメというダメダメぶりもきちんと描いている。「ロシアのポンパドゥール夫人」とまで言われた彼女は、「自分が一番でないと気が済まない」なんて白雪姫の継母を地でいくようなわがままぶりを発揮。次から次へと若い男をベッドに連れ込む。2011/12/29
ゆうゆう
2
ロマノフ女帝史三部作目。人物を追いかけるだけでちょっと疲れちゃうけど、読み応えあった。2014/06/15
caro ucci
2
ロシア王族、貴族に関し読みやすいストーリーが展開されているものの、文章がちょいと、くどい。民衆、農奴の生活も少しは紹介されていたら、ロシア民族の 歴史上の対比ができ、更に面白かったと思うのですが・・・・・・。2013/12/01
みろ
2
エカテリーナ2世がロシアに君臨する下地を作ったともいえる、ロマノフ朝の正統な血筋をひく女帝エリザヴェータの生涯を読みやすく紹介。ロシアのヨーロッパとは異なる地域性がよくわかる話で、面白かった。2012/06/05
Mana
2
エリザヴェータはあまりメジャーでないと思うので興味深い。ちょっと贔屓目で書きすぎな気がするけど面白かった。この時代のロシアがかなり詳しく語られてると思う。ただ彼女のことを一切批判してないのは少し難だと思う。2011/12/01




