内容説明
庭仕事は瞑想である―ドイツの文豪ヘルマン・ヘッセは後半生、執筆以外の時間をほとんど自分の庭で過ごした。ヘッセは庭仕事の中に尽きぬ愉しみを見いだし、のちに彼の文学へと結実するさまざまな秘密を発見した。自筆水彩画と在りし日のヘッセの写真を多数掲載。ヘッセが庭から学んだ自然と人生の叡知を詩とエッセイに綴った書である。
目次
庭にて
九月
幼年時代の庭
青年時代の庭
外界の内界
弟に
ボーデン湖のほとりで
花のいのち
嵐のあとの花
花々にも〔ほか〕
著者等紹介
ヘッセ,ヘルマン[ヘッセ,ヘルマン][Hesse,Hermann]
1877年ドイツ・バーデンヴュルテンベルク州カルフに生まれる。詩人、作家。1946年ノーベル文学賞受賞。代表作に『青春彷徨』『車輪の下』『デーミアン』などがある。1962年スイスにて没
ミヒェルス,フォルカー[ミヒェルス,フォルカー][Michels,Volker]
ドイツの出版社ズーアカンプ社の編集顧問
岡田朝雄[オカダアサオ]
1935年東京生まれ。ドイツ文学者。東洋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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