中国共産党―支配者たちの秘密の世界

個数:

中国共産党―支配者たちの秘密の世界

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月26日 20時58分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 446p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794218261
  • NDC分類 315.22
  • Cコード C0031

内容説明

政府、軍、ビジネス、報道。中国共産党の指導は中国のあらゆる分野に及ぶ。天安門事件後の停滞に強い危機感を抱き、権力維持に死に物狂いとなった党は、ますますその力を強め、レーニン主義のシステムを巧妙に隠しながら社会主義市場経済を推し進めた。それは驚異的な経済発展をもたらし、今やこの「中国モデル」が世界をも動かすに至った。その方針を決めているのはたった9人の政治局常務委員だ。中国報道のベテラン・ジャーナリストが、秘密のベールに覆われた最高幹部たちの人物像、党の統治の実態を初めて詳細に明らかにして、英『エコノミスト』『フィナンシャル・タイムズ』両誌の“ブック・オブ・ザ・イヤー2010”に選ばれた、最新の「中国共産党研究」である。

目次

第1章 赤い機械―党と国家
第2章 中国株式会社―党とビジネス
第3章 個人情報を管理する者―党と人事
第4章 われわれはなぜ戦うのか―党と軍隊
第5章 上海閥―党と腐敗
第6章 皇帝は遠い―党と地方
第7章 社会主義を完成させた〓(とう)小平―党と資本主義
第8章 『墓碑』―党と歴史

著者等紹介

マグレガー,リチャード[マグレガー,リチャード][McGregor,Richard]
オーストラリア・シドニー生まれ。英『フィナンシャル・タイムズ』誌記者、元北京支局長。20年にわたって中国報道に携わる。現在はロンドン在住

小谷まさ代[コタニマサヨ]
翻訳家。富山県生まれ。富山大学文理学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

7
ひとことで言えば一党独裁のリスクは相変わらず高い。2019/12/02

Teruhiro Hori

4
中国発展の裏面史。共産党幹部の個人史的部分が、実に面白い。汚く卑怯な点は置くとして、激烈な権力闘争を勝ち得た者だけが、あのひな壇に立ち並んでいることを分からせてくれる。坊ちゃん育ちの政治家と、ペーパーテストでしか優秀さを示せない官僚。今の日本政治では、残念ながら太刀打ちできないだろう。攻めも守りも鉄壁に成りつつある隣国。さて、これからどう変わってゆくのか(変わらないのか)。2012/02/05

nonnomarukari(ノンノ〇(仮))

4
改革解放以後の資本主義化する中国と共産党の組織内部の動きを書き記している。日本国内で知られていない温家宝夫人のスキャンダラスな問題についても詳しく書かれていていた。中国は腐敗がすごいとか色々言われているけど、ここまでこんなにすごいとは正直思ってもみなかった。マスコミや事業への介入やら何でもやりたい放題・・・。でも、それはあくまで共産党という組織のためにやっていることであって、特定の人物が悪いだけでは済まされない問題になっているという所に気付かされるそんな一冊でした。2011/11/27

Yuri Mabe

3
ステレオタイプで語られがちな中国のイメージや知識を、事件や事実に基づいてより詳細に理解できた。中国共産党がイデオロギーを喧伝し公然と賄賂がまかり通る強権的な団体から、よりビジネスライクで秘密主義的な情報統制機関に変貌を遂げつつあるという説が印象に残る。2014/05/25

sumitarou

3
中国の政治の2面性がよく分かる。つまり表に出てくるのは国家機関(国家主席、政府=国務院etc…)である一方、裏で実質的に物事を決めているのは共産党ということ。著者の皮肉の効いた言い回しにも時々笑わせられる。2012/11/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3310368
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。