出版社内容情報
地球誕生の謎を追うセルロン地学調査隊にメディアとして初めて同行取材を許された女性記者による体を張った氷上生活40日間の記録。
地球誕生の謎を追うセルロン地学調査隊に同行した女性記者による氷上生活40日間の記録。
氷海と闘う「しらせ」/はるか46億年前とつながる場所へ/年越しは吹雪と氷河の上で/なんで南極に隕石が集まる?他
【著者紹介】
朝日新聞東京本社科学医療グループ記者。青森支局、つくば支局、外報部、社会部を経て現職。第45次南極観測越冬隊に同行。2009年11月から2010年3月まで51次隊で南極再訪。著書に911事件のモハメド・アタの来し方を取材した『テロリストの軌跡』(共著)『こちら南極ただいまマイナス60度』(いずれも草思社)がある。
内容説明
体感温度マイナス30度、吹き荒れる強風が肌を刺し、テントをなぎ倒す。行く手を阻むホワイトアウト、足元に潜む無数のクレバス、一瞬の油断が生死を分かつ極限状況。…でもその先に目指す地がある。昭和基地から600キロ、究極に孤立したセールロンダーネ山地。メディア史上初の取材に女性記者が体を張って挑んだ。氷上生活40日、そこで出会ったのは、この星のすべての生命が愛おしくなるメッセージだった。忘れていた冒険心を呼び起こし、生きる力が湧き起こる渾身の一書。
目次
プロローグ きっと道は開ける
第1章 いざ、南極海を行く
第2章 はるか46億年前とつながる場所へ
第3章 命がけ、それでも楽し氷上生活
第4章 仲間が待つ昭和基地へ
第5章 人の命の長さとはかなさと
エピローグ この星が教えてくれたこと
著者等紹介
中山由美[ナカヤマユミ]
朝日新聞東京本社科学医療グループ記者。1993年入社。青森支局、つくば支局、外報部、社会部を経て、現職。外報部時代には、2001年9月11日の同時多発テロ実行犯の生涯を追って、ドイツや中東を取材。長期連載「テロリストの軌跡」(2002年度新聞協会賞受賞)の担当者のひとり。2003年11月~05年3月、第45次南極観測越冬隊に同行。報道記者としては女性で初めて。昭和基地から雪上車で1カ月、1000キロ遠征し、マイナス60度のドームふじ基地で氷床掘削を取材した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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