内容説明
変装し、オランダ軍の兵士となったメアリは、飢えた獣のように戦闘の渦中に身を投じた。驚異的な身のこなしと剣さばき。伝説の新兵の噂が軍団中にたちまち広まる。「あいつはあまりにも危険だ」その戦場での、一人の男との出会いが、彼女の運命を大きく変える。ようやく幸せをつかみかけたメアリは、伯母エンマの魔の手が再び迫っていることを、まだ知らない―クリスタルスカルがもたらす悲劇。美しく、強い。男も女も魅了した男装の女海賊が、戦場で見つけた本物の愛。フランスでベストセラーとなった大作ヒストリカル・ロマンス。興奮の第2巻。
著者等紹介
カルメル,ミレイユ[カルメル,ミレイユ][Calmel,Mireille]
1964年生まれ。フランスの歴史ロマンス界の新女王と呼ばれる人気作家。8歳の時に重篤な病に陥り、療養所にて少女時代を送る。30歳の時に最初の小説を書き始めるが、生活保護を受けながらの執筆活動だった。5年後、デビュー作が刊行されるやベストセラーに
永田千奈[ナガタチナ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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調“本”薬局問悶堂
2
カラスが好きだ。 ぞくぞくする。血が騒ぐ。 でも彼女はまだ海賊じゃない。 それに強いけどあまり好きじゃない。日本人の女の人が海賊になったら、もっとカッコいい海賊になると思う。 でもこの女がいろんな男に愛される。それもいい男ばかり。 私はコルネイユが好きだな。メアリ・リードが結婚したニクラウスより。 どこまでが史実なのだろう。実在した、女海賊。 《2020年6月 登録》2009/01/24
むつぞー
1
わ~、これがああなるのか!続きがまちどおしい。2009/02/06
Miki Shimizu
0
結婚して落ち着いたかと思ったら、、、。復讐のドロドロになりそう。子ども向きではないなー。波乱万丈でワクワクするけど、ちょっと大人向けファンタジーかも。2015/10/03
マサキ@灯れ松明の火
0
うーん★???
りんこ
0
ふむ。一巻よりはまし??(笑)わくわく要素はぐぐぐっと減ってますが、進む道が一巻よりははっきりしているような気がします。ぶれないというか・・・。一巻を読み終わったときよりは三巻が楽しみになった。2011/03/08