内容説明
著者はフリーのテレビマン。平成12年にテレビ朝日「ニュースステーション」のひきこもり特集を制作。以来、2500人以上のひきこもり、ニートたちを取材。本業のかたわら彼らの社会復帰を手伝ってきた。その体験にもとづき、独自のニート論を展開、タイプ別に社会復帰事例を紹介する。
目次
第1章 ひきこもりの正体
第2章 不登校の正体
第3章 ひきこもりと「三つの領域」
第4章 ひきこもり支援団体のニート対策
第5章 「こどもニート」1―先祖がえり型
第6章 「こどもニート」2―直行型
第7章 「こどもニート」3―未成熟型
第8章 ふたつの「大人ニート」―一般的なニート/中高年ニート
第9章 ニートが破滅するとき
第10章 「こどもニート」「大人ニート」からの脱出法
著者等紹介
神山新平[カミヤマシンペイ]
放送作家。テレビディレクター。1954年、埼玉県川越市生まれ。上智大学文学部史学科中退。外資系メーカー、番組制作会社、出版社等をへて現職。ノンフィクション番組や報道番組の企画・構成を中心に活動。神奈川県鎌倉市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひろちゃん
8
ニートにも色んなタイプがあるんだと思った。「不登校になって一度レールから外れたものはもとの道に戻るのはかなりのエネルギーがいる」という大学時代の先生の言葉を思い出しました。ハローワークにいくと「私だけではなく、みんな頑張ってるんだ」と感じられます。くじけずに頑張ろうと思います。2015/09/22
ふいみー
1
よく他人のせいにするなと言うけど、本書で取り扱われている問題の原因は、親にもあることがよくわかりました。子どもが育つ過程で一番影響を受けるのは、一緒に生活している人です。それが両親なら両親の影響を強く受けるでしょう。 彼らにも環境要因としての責任がある。そう強く思いました。子どもを育てるって難しいですね。2018/04/25
decuno
1
ニート、無職、ヒキコモリ、ete・・・ それらの人の助けになる名著。自分もニート気味なのでこの本に書いてある事は大変役に立った。 実際ニートとはどんなものなのかを分類別に分けて書かれていてそれの対処法も書かれてるのですごく参考にしやすい。今現在ニートではなく真面目に就学してる人や、まだ就業年月が短い人も読んだ方がいい 特に学生と社会人の間にいる人、就活生など あと、タウンページで仕事探しってのは素晴らしいアイデアだと思うのでこれから実際に試してみようと思う2010/05/24
h
0
タイプ分けしていて面白い。いや面白いとも言ってられない。このへんがこどもニートなのか、、、。母校に連絡なんて出来ない。2015/05/07
ひろ@ネコとお茶愛
0
求人雑誌はだめでもタウンページなら見られるかもしれない。耳に目に痛い内容だけど、希望も満載のありがたい情報でした。2014/09/17