出版社内容情報
バブル、不況、インフレを引き起こし、戦争を恒常化するシステムの実態を暴き、歴史を動かすマネーの威力を白日のもとにさらす!まるで小説のようなスリリングな展開!戦慄すべきは、これが事実だということだ。
内容説明
バブルや不況、戦争を引き起こす中央銀行システムのからくりを暴き、誰が、何のために創ったかを歴史的叙述で解く衝撃の書。
目次
第1部 ジキル島で生まれたのは何者か?
第2部 マネーに関する速成講座
第3部 新しい錬金術
第4部 三つの中央銀行の物語
第5部 収穫
第6部 未来へのタイムトラベル
著者等紹介
グリフィン,G.エドワード[グリフィン,G.エドワード][Griffin,G.Edward]
ミシガン大学卒業。文筆家、ドキュメンタリーフィルム・プロデューサー、出版・ビデオ制作会社社長。こみ入った問題をわかりやすく解き明かす手腕で定評があり、古代史・考古学からテロリズム、税制、外交問題、ガン治療など、さまざまな分野で数々の受賞歴がある。本書執筆のために、デンバーのカレッジで財政を学び、公認投資コンサルタントの資格を得た(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まめタンク
4
2019年90冊目。金持ち父さん貧乏父さんのロバートキヨサキ氏が著者「金持ち父さんの陰謀」の中で強く推奨していたので手に取りました。700ページを超える大長編です。個人的に最後に綴られた準備銀行が現在において、元々は資本が搾取するためのカルテルとして作られたものが必ずしもしも上手く機能していないという記述が自分の中でイマイチ理解できない部分でした。合わせて、日銀について語られた「円の支配者」という本も読むと、理解が深まると思います。2019/03/13
らふぃん
3
⑤厚いな、結構時間かけて読んだけど、10%理解できたかだなw アマゾン等で絶賛だけど、語れるほどの頭の良さがなければ無理だね。訳者あとがきで、乗数効果を難しい自分でもわかるとか書いてるけど、そんな程度の頭で訳せるわけないだろw この手の本はただでさえ難しいのに異国作者だとその国の基礎知識がないとさらに厳しいな。日本は何故インフレ起こさないんだろうな。この本理解できればわかるんだろうか(^^ゞ 金の裏付けはないだろうけど、実際紙幣で金は買えるわけで・・・・・10%も理解してないかもww2010/10/15
田山河雄
2
著者は連邦準備制度(FRS)を廃止すべき理由として7つ挙げている。押しなべて「不換紙幣」を力説されているがそれは論拠としてはどうか(現在、日本を含む先進各国は何れも金・ドル等の裏付け無し)、そう思った途端、後は「斜め読み」となってしまいました。唯、歴史的経緯や金融の考え方等その御説明は素晴らしい。また、儲け方をお述べになるのであれば、国庫納付金制度に付いてもちょっと触れて頂きたかった。2024/07/05
銀の骨
0
すごくオススメ。簡単ではないが、読みやすく、大事なことが書かれている。2009/02/04
dexter4620
0
コロナという疫病、ウクライナでこ戦争が続く中、このタイミングで読んだことに意味があると思う。ロスチャイルドの事を思うと、彼らの事業である石炭や金などの資源は相当価値が高騰したはず。普段の生活では感じられない何かがそこにあると言う事を思い起こさせてくれる一冊だった。絶版で本の価格が高騰している理由もそこにあるのかもしれない。2022/03/31