米国特派員が撮った日露戦争

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  • サイズ B5判/ページ数 238p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784794213990
  • NDC分類 210.67
  • Cコード C0021

出版社内容情報

米写真週刊誌が総力をあげて撮影した四百余点を収録。日本軍仁川上陸のスクープの他、日露の兵站を撮った臨場感溢れる写真多数。A・マハンが日本海海戦を分析。

フォトジャーナリズムの先駆、アメリカのニュース週刊誌『コリアーズ』が、開戦前夜から日本海海戦まで、総力をあげて取材・撮影した従軍記録写真集から377点を厳選。各国特派員が東京に足止めされるなか、いち早く韓国に向かい、スクープした日本軍の仁川上陸、ロシア砲艦「コレーツ」撃沈の瞬間、両軍の兵站状況や装備のディテール、生々しく捉えられた兵士たちの表情。朝鮮半島を行く日本軍、凍結したバイカル湖を横断するロシア軍に同行し、決死の覚悟で撮影したという臨場感あふれる写真の数々は、アメリカ・ジャーナリズムの圧倒的な底力を見せつけるとともに、公式写真には映し出されることのなかった戦争の諸相を伝えている。当時のアメリカが日本をどのように見ていたのかを知る上でも貴重な資料となろう。A・T・マハンが日本海海戦の解説を執筆。

内容説明

フォトジャーナリズムの先駆、アメリカのニュース週刊誌『コリアーズ』が、開戦前夜から日本海海戦まで、総力をあげて取材・撮影した従軍記録写真集から377点を厳選。各国特派員が東京に足止めされるなか、いち早く韓国に向かい、スクープした日本軍の仁川上陸、ロシア砲艦「コレーツ」爆沈の瞬間、両軍の兵站状況や装備のディテール、生々しく捉えられた兵士たちの表情。朝鮮半島を行く日本軍、凍結したバイカル湖を横断するロシア軍に同行し、決死の覚悟で撮影したという臨場感あふれる写真の数々は、アメリカ・ジャーナリズムの圧倒的な底力を見せつけるとともに、公式写真には映し出されることのなかった戦争の諸相を伝えている。当時のアメリカが日本をどのように見ていたのかを知るうえでも貴重な資料となろう。A・T・マハンが日本海海戦の解説を執筆。

目次

戦争の原因
開戦にそなえて
日露戦争緒戦
平壌への行軍
鎮南浦から鴨緑江まで
前線に向かうロシア軍
鴨緑江の戦闘
勇士と戦死者の称誉
鴨緑江から遼陽会戦まで
沙河の会戦
旅順陥落
奉天会戦
ロシア海軍の最期―A.T.マハン

著者等紹介

小谷まさ代[コタニマサヨ]
翻訳家。富山大学文理学部卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

34
日露戦争時の写真が揃っててよかった。このあたりの時代から写真として残せるようになってきたことを実感。そして満洲でマイナス21℃の中風呂に入ってた兵隊さんがなんとも言えない顔で湯船に浸かってた写真が印象に残った。2011/11/12

asajee

6
貴重な資料だと思います。司馬遼太郎「坂の上の雲」を読み進みるのと同時進行で読んでいたので、より切実な思いで読みました。2016/08/21

もさ

4
坂の上の雲を読む前にこれで予習しておけばよかった・・・。ロシア側の状況や日本の従軍風景、兵科や当時の兵器などイメージしやすくなり、さらに面白く読めたと思う。2012/08/30

スカイバニラ

4
アメリカの週刊誌が撮影した日露戦争での従軍記録写真集。写真だけではなく戦争直前の日露交渉の電報や指導者、各指揮官の写真も載っていたり、A・T・マハンの「ロシア海軍の最後」という日本海海戦の解説もあります。休憩中のロシア軍兵士や移動中の日本軍の兵士の姿など、戦場での日常の様子などが記録されています。写真の中には捕らわれた日本軍のスパイと冷笑するロシア兵といったものから、外気温マイナス24度の中で温かい風呂に入る日本兵の姿というものまで。当時の服装や戦場の様子がわかる本でした。2009/11/22

風見草

3
フォト・ジャーナリズムの先駆たるアメリカのニュース週刊誌「コリアーズ」の、日露戦争の従軍記録写真をまとめた本です。写真の枚数の多さも去ることながら、ジャーナリズムの写真であるだけに、行軍中の兵隊、前線キャンプで休む様子や、大砲の設置準備の様など、類書に比べ兵士や戦地の様子がより克明に映し出されているのが特色といえます。

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