出版社内容情報
ヘッセは両大戦下のドイツを生きぬいて、三度結婚しノーベル賞を受賞した。世界で人気を呼んだ創作の背景を描いた傑作評伝。
内容説明
大戦後の虚無の中から、二度の離婚の苦境を越えて『シッダールタ』と『荒野の狼』でふたたび読者をとらえたヘッセ。スイスに住み、平和主義をつらぬきながらも、ナチズム台頭と第二次大戦の時代に翻弄されるヘッセ。『ガラス玉遊戯』とノーベル文学賞の受賞。スイス、モンタニョーラでの晩年の生活まで。なぜ爆発的人気を呼んだのかの分析も。
目次
第6章 新しい人生、その三―空想の王国の放浪者
第7章 病める旅人
第8章 象徴としての都市―自己という地獄
第9章 新しい人生、その四―官能から精神へ
第10章 時代に抵抗する要塞として
第11章 最後の新しい人生
エピローグ 危機の巡礼者
へルマン・ヘッセ概観
著者等紹介
フリードマン,ラルフ[フリードマン,ラルフ][Freedman,Ralph]
1920年ハンブルク生まれ。1940年にアメリカに渡る。アイオワ州立大学をへて、プリンストン大学比較文学科教授
藤川芳朗[フジカワヨシロウ]
1968年、東京都立大大学院修了。現在、横浜市立大学教授
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感想・レビュー
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