出版社内容情報
羽生善治永世七冠監修の、実戦の終盤局面を想定した詰み問題集。いわゆる「詰め将棋」は、終盤力アップにかかせないトレーニングですが、「持ち駒を使い切る」「受け方の持ち駒は残り駒全部」などの詰め将棋ルールは、実戦ではまず起こりえない状況です。本書では、より実戦の局面に近い状況でトレーニングできるように、「駒余りありルール」で、相手の駒を取りながら詰ますやり方や、相手の囲いを崩す詰まし方など、実際の終盤形を想定したドリルを136問用意しました。「頭金の形」「一間竜の形」など、局面のパターンごと、少しずつ変化をつけた問題を集めて出題していきますので、次々解いていくことで、実戦で「これは詰み形だぞ」と気づくセンスを養うことができます。なかなか勝てない方、必携の問題集です。
内容説明
常識破りの駒余りルール136問。画期的でまったく新しい「詰み力」トレーニング。
目次
第1部 駒別の詰ませ方(金の使い方;銀の使い方;金・銀の使い分け:飛車の使い方;角の使い方;桂馬の使い方;第1部チャレンジ問題)
第2部 手筋を使った詰ませ方(一間竜で詰ます;端玉の攻め方;大駒をさばく;合駒への対処;開き王手・両王手;挟み撃ちで詰ます;第2部チャレンジ問題)
第3部 囲い別の詰ませ方(美濃囲いの詰ませ方;矢倉囲いの詰ませ方;穴熊の詰ませ方;第3部チャレンジ問題/羽生先生にチャレンジ!)
著者等紹介
羽生善治[ハブヨシハル]
1970年9月27日、埼玉県所沢市生まれ。1982年、関東奨励会に6級で入会。1985年12月、プロ四段に。1989年、19歳で竜王獲得。これが初タイトルとなる。以降、数々のタイトルを獲得。1996年には、当時の7大タイトル(竜王・名人・棋聖・王位・王座・棋王・王将)全冠独占の快挙を成し遂げる。2017年に、8大タイトル戦のうち永世称号の制度を設けている7タイトル戦すべてで資格を得る、史上初の「永世七冠」を達成した。タイトル獲得は通算99期、棋戦優勝45回(ともに2021年3月時点)。2007年、特別将棋栄誉賞(通算1000勝達成)の表彰。2018年、国民栄誉賞。同年、紫綬褒章。将棋大賞は最優秀棋士賞など多数受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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drago @弘前城ソメイヨシノ満開中。
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