出版社内容情報
科学者にダマされない方法教えます! 「微量の放射線は体にいい」など、新説奇説9つの真贋を鑑定。
内容説明
毎日、トンデモない理論が山ほど生み出され、普通の人々をダマしている。嘆かわしい現実である。しかし一方で、そのトンデモない理論のいくつかがある日突然、学界で支持され、それまでの定説をくつがえすこともある。となると、いったい私たちは何を信じればいいのか?しかし、トンデモ科学を見分ける方法はあるのだ。本書は、9つのトンデモ学説の実例を使い、実践的に「科学者にダマされない方法」を説く、真の意味での科学啓蒙書である。
目次
第1章 トンデモ科学の見破りかた
第2章 銃を普及させれば犯罪率は低下する
第3章 エイズの原因がHIVというのは嘘
第4章 紫外線は体にいいことの方が多い
第5章 放射線も微量なら浴びた方がいい
第6章 太陽系には遠くにもう一つ太陽がある
第7章 石油、石炭、天然ガスは生物起源ではない
第8章 未来へも過去へも時間旅行は可能である
第9章 光より速い粒子「タキオン」は存在する
第10章 「宇宙の始まりはビッグバン」は間違い
第11章 まとめ
著者等紹介
アーリック,ロバート[アーリック,ロバート][Ehrlich,Robert]
米国ジョージ・メイソン大学物理学教授。主に物理学教育と理論物理学を専門とする。これまでに数多くの科学解説書を著している
垂水雄二[タルミユウジ]
1942年大阪生まれ。科学ジャーナリスト
阪本芳久[サカモトヨシヒサ]
1950年神奈川生まれ。慶応大学工学部卒業。出版社勤務を経て現在は翻訳業に専念。専門分野は科学技術および科学史、技術史
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