内容説明
二〇〇〇年以降アメリカは大きく変貌した。ネット・バブルの崩壊、景気拡大の永続を唱えたニューエコノミー論の消滅、規制緩和による電力危機、エンロンを初めとする大企業の一連のスキャンダル、そして悪夢のような9・11。長年米国にあって、日本の現地法人の経営者と経営コンサルタントをつとめるなど、米国社会の中で仕事をし生活し、その社会の動きをつぶさに観察し続けてきた著者が、この激動の時代に、日本企業はどのような道を進むべきかを提言する。エコノミストや学者の論文からは知ることができない大変動の意味を明らかにした実務家による貴重な一冊。
目次
第1部 日米企業経営にみるちがい(エンロン、ワールドコムから学ぶべきことはなにか;利益責任(株主価値責任)か雇用責任か
アメリカのCEOの特質と企業不祥事の背景はなにか ほか)
第2部 変化・変貌がすすむアメリカ(二〇〇一年九月十一日以後、アメリカはどう変わったか;アメリカ人は家族関係をどのようにたもっているか;多様化がすすむアメリカ社会の将来をどう考えるか ほか)
第3部 日本社会への提案・提言(日本で「失われた」のは一〇年か、二〇年ではないのか;日米サラリーマンの価値観・仕事観はどこがちがうか;アメリカ人を使うとき気をつけるべきことはなにか ほか)
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