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出版社内容情報
未だ解明されない「よど号」金浦偽装着陸の謎。事件直後から現地対策本部で陣頭指揮をとった元日航マンがすべてを解き明かす!
内容説明
昭和四十五(一九七〇)年三月三十一日に発生した赤軍派グループによる日航機「よど号」ハイジャック事件は、乗客の全員無事救出、身代わりとなった山村運輸政務次官、コックピット・クルー、機体の帰還をもって解決を見た。だが、そこにはいまだ解明されていない一つの謎が残っている。あのとき、福岡での給油後、ピョンヤンに向けて飛び立ったはずの「よど号」はなぜ、ソウル金浦空港に降りたのか。現地対策本部で陣頭指揮をとった日航OBが、事件の経緯を忠実にたどり、「よど号」に偶然乗り合わせた米国人の存在こそ、「金浦偽装着陸」の謎を解く鍵であったことを初めて明かす。事件の様相を一変させる決定的証言である。
目次
第1章 ハイジャック
第2章 赤軍派
第3章 金浦空港
第4章 現地対策本部
第5章 協議
第6章 世論
第7章 転換点
第8章 救出
第9章 消えた乗客
第10章 ピョンヤン
第11章 危機管理
著者等紹介
島田滋敏[シマダシゲトシ]
昭和8年、愛媛県生まれ。旧制松山中学、松山東高校卒業。31年、松山商科大学卒業。同年、日本航空入社。40~44年、パリ支店総務マネージャー。45年、「よど号」事件では現地対策本部長補佐・総括担当に指名され、ソウル金浦空港へ。事務局長として陣頭指揮をとる。53年、バンコク支店長。60年、日本航空開発株式会社専務取締役。現在、株式会社テレコメディア会長
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