内容説明
シンクロ、ソフトボール、新体操のナショナルチームの女性の名コーチ・監督が語る女子選手の鍛え方と育て方。
目次
1 脚が短いことは悪くない、そうではなくて短く見えることが悪いんです(女子選手のコーチは女性がいいか男性がいいか;シンクロは臨場感、動きの余韻を闘うスポーツ;競技前の会場の空気を一変させた「おじぎ」 ほか)
2 女は手を抜くことが上手、だからとことん練習させるんです(スピード、スタミナ、すべては食事から;どのように代表チームを作り上げたか;シドニーオリンピック決勝戦での敗因 ほか)
3 新体操は作られた体を採点します。でも私は心も一緒に作ろうと思います(練習のリズム通りにいかなかったシドニー五輪決勝;リーダーでチームは決まる;思いやりを欠いた選手に対する叱り方 ほか)
著者等紹介
井村雅代[イムラマサヨ]
1950年、大阪生まれ。天理大学卒。74年、浜寺水練学校のシンクロナイズドスイミングのコーチとなり、78年、日本代表コーチとなる。この年、西ベルリンの世界選手権で藤原昌子・育子組を擁して二位。85年、井村シンクロクラブを創設。元好三和子、奥野史子、藤井来夏、立花美哉、武田美保ら数多くの五輪選手を育てる。シドニー五輪では、チーム、デュエットともに銀メダルに導いた
宇津木妙子[ウツギタエコ]
1953年、埼玉生まれ。星野女子高卒。川島中学一年からソフトボールを始め、星野女子高を経て、ユニチカ垂井で13年間、内野手として活躍。85年、日立高崎の女子ソフトボール部監督となる。90年、北京のアジア大会の日本代表監督。96年のアトランタでは代表コーチ、97年にナショナルチームの監督に就任。シドニー五輪でも日本代表監督を務め、日本を銀メダルに導いた
五明みさ子[ゴメイミサコ]
1949年、東京生まれ。東京女子体育大学卒。高校から新体操を始め、71年、キューバの世界選手権では個人の日本代表。72年、右脚アキレス腱を二度切り選手生活を断念。現役引退後、東京女子体育大学のコーチとなる。81年の世界選手権のナショナルコーチ、ロス五輪、ソウル五輪にも参加。山崎浩子、秋山エリカ、大塚裕子らを育てる。シドニー五輪では日本代表コーチを務め、団体で五位入賞
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感想・レビュー
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James Hayashi
のり
nom
148cm
*すずらん*