内容説明
鹿児島県知覧の特攻基地の近くで軍の指定食堂を営んでいたトメは、母のように隊員の世話をした。ここから、いくつもの感動的な物語が生まれた。この本は、トメの娘が自分の目で見た母と特攻隊員の触れ合いを描いた作品。
目次
ホタル帰る 戦中篇(知覧;少年飛行兵;特攻始まる;群像 ほか)
ホタル帰る 戦後篇(アメリカ兵の母;人類の母;観音像建立;日はまた沈む)
著者等紹介
赤羽礼子[アカバネレイコ]
昭和5年(1930)鹿児島県知覧生まれ。20年2月、県立知覧高等女学校3年進級を前にして、勤労動員で知覧の特攻基地へ。隊員の世話をする。動員解除後は母トメのもとで隊員たちの世話をする。31年東京服飾専門学校師範科卒業。教師となる。34年赤羽茂一と結婚。二児の母に。45年、新宿に元特攻隊員が集まる場所として酒亭“薩摩おごじょ”を開店
石井宏[イシイヒロシ]
音楽評論家。昭和5年(1930年)神奈川生まれ。19年、新潟地方航空機乗員養成所本科6期生となる。終戦後旧制湘南中学校、旧制静岡高等学校をへて、東京大学文学部美学科、ならびにフランス文学科を卒業。日本楽器(現ヤマハ)、TBSを経てフリーに。音楽関係の著書、訳書多数
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