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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
FOTD
19
「みだら」とは何か、というより西洋文明批判が多かったような感じがする。それでもたいへん興味深く読めた。解釈の差なのだろうが、源氏物語にみだらなメッセージが多いのは知らなかった。機会あれば紫式部の和歌を読んでみたいし、自分も和歌が作れたら歌に託していろいんなメッセージを書いてみたいものだと思った。2021/07/01
袖崎いたる
4
エッチじゃなくて、みだら。日本文化の世界に冠たるみだらさを取り上げる試み。だが、終章で著者が告白しているように、その肝心はかつて哲学者・九鬼周造が残した「いきの構造」によって、すでに著されている。この本はそれの註釈と言ってもいい。というか、いきのカッコよさに行き着くな、これ。あとはそうな、パートナーとの関係に想い馳せてしまったや。惰性にならず、ちゃんとみだらな緊張感をもって接し合わねばならんぞ、ってな具合に背筋を正されたわい。2023/02/17
てっしー
1
ほんとに江戸時代くらいの日本人女性は平気で胸をはだけていたのかしら(/ω\)
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