内容説明
「うちの子もやらかすんじゃないか…」と不安にかられる親たちに向けて、いま最も信頼できる11人が親の心がまえを真摯に説く。また、いじめ、ひきこもりからわが子を守るための実践的アドバイスを満載。
目次
まず本音で子どもと話そう
「柔軟対応教育」が子どもを救う
子どものプライドを踏みにじるな
「ひきこもり」と向き合うために
親は子どもを自立させることだけを考えよ
「他人に迷惑をかけるな」式徳育の誤り
中高生の親に与える10の鉄則
親は真剣勝負で子どもに向き合え
新しい父性が母子癒着を断つ
アメリカの高校銃撃事件を取材して
少年犯罪の現場から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayanosuke
2
様々な立場で教育に関わる人達の、様々な意見があり、ためになった。2012/11/13
けいりょ
0
精神科の医師から教育者、非行少年の更生施設長など種々の経歴の方々が書いてくれた本。子育てハウツー本は1人の著者が一冊まるまる書いたものだとほとんどの場合偏っているので、こういう11人の意見を1冊でまとめて知れるのはとても良かった。隠れた良書。2020/03/10
29世紀
0
☆3☆色々な方の意見なので、雑多な感じがして難しかった。論調も学者っぽいのが多いというか…。一番よかったのは、個人塾を経営している方の章でしたね。親の愛は、子どもを信頼することであって、束縛することではない、ということが伝わります。また、価値基準を間違えるとどうなるか、きちんと子どもと向き合わないとどうなるか…。この本を総合すると、向き合ってもダメなこともある。なるときはもう犯罪者になる。でも、予防や阻止の方法がないわけではなく、それを行ったかどうかは大切、ということかと。2018/12/04