出版社内容情報
韓国を語らい・味わい・楽しむ雑誌『中くらいの友だち』。長年韓国とかかわってきた人々が、詩、エッセイ、翻訳、街歩き、韓国伝統食や韓国ロックなど、ユニークな視点で韓国を綴ってきました。
ファンに惜しまれつつ2023年に最終号が刊行されましたが、別冊として復活!
今回は「韓国の味」をテーマに、豪華執筆陣がさまざまな思い出や経験について綴ります。巻頭カラーで豊富な写真も掲載。
目次
韓国の味―食とはつまるところ記憶である(すべては〓から始まった(きむ・すひゃん)
飯はわかちあうもの―韓国の学校給食 完全無償化の思想(伊東順子)
ヤン監督宅の元気が出る食卓(荒井カオル) ほか)
食と文学(グルメ小説としての『火山島』(四方田犬彦)
松の実(斎藤真理子)
全州名物タッペギクッと大邱の自慢テグタンバン 雑誌『別乾坤』から(八田靖史))
食とはつまるところ記憶である(スッポンの涙(カン・バンファ)
済州島の夏の味―きゅうりの冷やし汁(李銀子)
シッケとハンメと北のクナボジ(宋毅) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
二人娘の父
4
タイトルは「韓国の味」だが、意外にというか当然というか、日本での「韓国の味」エピソードが多数である。在日であったり、来日者であったり、韓国生活経験者であったりと属性は多様であるが、それぞれのエピソードからにじみ出る「味」の濃さには各々の韓国への思いが染み出している。サブタイトルにあるように「食とはつまるところ記憶である」という言葉すべてなのかもしれない。それにしても、これだけ韓国文化に関する本を読みながら、私はなぜ韓国を訪れようとしないのか。我ながら謎は深い。2025/04/07
クァベギ
1
韓国や日本、また北朝鮮で食べたもの、飲んだものについての思い出を綴ったエッセイがたくさん。読んでいて幸せな気持ちになる文章もあれば、胸がきゅっとなってしまうような文章も。また、いくつかの料理についての歴史を紹介する文などもあり、勉強にもなりました。2025/01/10
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