内容説明
ハッブル望遠鏡が撮った写真だけでなく、地上から撮ったもの、惑星探査機が撮ったもの、可視光以外の波長で撮ったものなど、200点近くの選りすぐったカラー写真とともに、太陽系から銀河まで、宇宙をめぐる近年のさまざまな話題を展開し、わかりやすく説明する。宇宙の美と神秘への招待。
目次
第1章 美しき宇宙
第2章 私たちの太陽系
第3章 宇宙をさぐる
第4章 星たちの世界
第5章 私たちの宇宙
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポルトン
32
1999年に発行された本なので2017年現在だと写真は古く感じる。1990年に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡の捕らえた写真を中心に探査機や光学望遠鏡の写真と観測から新たに解明された宇宙論の解説が中心。またこの時点で完成し調整中のすばる望遠鏡も解説と共に掲載されている。撮影におよそ20億円の費用が掛かったとされるハッブル・ディープ・フィールドの写真は何年経っても色褪せない! 宇宙望遠鏡は打ち上げから15年で運用停止の予定であったが複数回のサービスミッションを経て27年経過した現在も現役で活動中である。2017/08/27
OTIUM
6
はやぶさに刺激されて再読。 ハッブルの写真はきれいですね。 海王星の写真は特に好きです。2010/08/13
パブロフ
2
地球人の宇宙研究って凄い。宇宙の美しさにすっかり魅了された。見上げる夜空の月も一味違ってみえてくる。無限に思える宇宙の果てってあるんだろうか。2010/08/25
hanaoka
1
星の晩年の姿・・・が頭に残って忘れられない。。。終わりの瞬間までもあんな風に美しく華やかに彩ることが出来る・・・宇宙の壮大さを感じました。我々に見えている夜空のまたたきが 何千年も昔の星の誕生だったり最期だったり・・・自分の抱えている悩みが何だかちっちゃくてどうでもよく思える。宇宙って・・・いいなぁ。 2010/09/26