出版社内容情報
サルからヒトへ、そのとき生れた「心」とは……。
森を出て歩き出した「最初のヒト」たちの心模様を想像力豊かに描く、世界初の原始人小説。《原始人語一覧付》
内容説明
現在から遡ること400万年前、寒冷化の進む大陸では、サルが餌を求めて森を出て、大地に降り立った。それからさらに数百万年の時をへて、まだ全身を毛に覆われたサルたちに、言葉が、道具がそして「心」が生まれた。時は170万年前、東アフリカの湖畔で、ひとりの女ニー・エイが部族を追われ、未知なる大地へ歩みだした。おなじ頃、ひとりの男モールが、雲に隠された遠くの山をめざして旅立った。ふたりの胸の内に、ヒトとしての心がおぼろげなかたちを見せはじめる―。化石を読み解く科学者の洞察力と、ベストセラー作家の想像力が、「最初のヒト」たちに見えていた世界、彼らの話していた言葉をありのままに再現。サルから人類への進化の鍵をにぎる「心」の誕生を描き、本国フランスでベストセラーとなった、世界初の原始人小説。
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