アメリカの日本空襲にモラルはあったか―戦略爆撃の道義的問題

アメリカの日本空襲にモラルはあったか―戦略爆撃の道義的問題

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  • サイズ B6判/ページ数 306p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794206800
  • NDC分類 391.2
  • Cコード C0031

内容説明

正義を掲げて戦ったアメリカが東京大空襲や原爆投下など無差別の殺戮を正当化していく過程を綿密に検証した貴重な一冊。

目次

1 アメリカの航空戦指導者
2 アメリカ陸軍航空軍の戦いの教義と一般市民に対する爆撃
3 ヨーロッパにおけるアメリカの航空作戦―占領下の国と枢軸衛星国
4 ドイツに対する爆撃(1)―初期の作戦
5 ドイツに対する爆撃(2)―ドウエット的戦争への移行
6 日本に対する爆撃(1)―焼夷弾攻撃の準備
7 日本に対する爆撃(2)―東京から長崎へ
8 日本に対する爆撃(3)―道義的問題に対するアメリカの認識
9 道義的問題への反応―多様性の説明

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メロン泥棒

1
タイトルは日本版のみ。本文には日本空襲だけでなくドイツ空襲も含む。戦時中から市民を巻き込む無差別爆撃には賛否両論であった。戦争の早期終結や、自国民を守るためなど様々な理由が付けられているが、始めに「敵国の志気」などという形のない物を爆撃目標にしてしまったことが問題だと思う。そして、第2次世界大戦での成功体験がベトナムでの北爆を生み、泥沼のゲリラ戦を生んでしまったのではないだろうか。2010/08/24

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