内容説明
正義を掲げて戦ったアメリカが東京大空襲や原爆投下など無差別の殺戮を正当化していく過程を綿密に検証した貴重な一冊。
目次
1 アメリカの航空戦指導者
2 アメリカ陸軍航空軍の戦いの教義と一般市民に対する爆撃
3 ヨーロッパにおけるアメリカの航空作戦―占領下の国と枢軸衛星国
4 ドイツに対する爆撃(1)―初期の作戦
5 ドイツに対する爆撃(2)―ドウエット的戦争への移行
6 日本に対する爆撃(1)―焼夷弾攻撃の準備
7 日本に対する爆撃(2)―東京から長崎へ
8 日本に対する爆撃(3)―道義的問題に対するアメリカの認識
9 道義的問題への反応―多様性の説明