革命寸前―天安門事件・北京大生の手記

革命寸前―天安門事件・北京大生の手記

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  • サイズ B6判/ページ数 397p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784794204516
  • NDC分類 936
  • Cコード C0022

内容説明

この本は、天安門事件によって中国を追われた学生リーダー沈〓が、自身の生い立ちと、89年春の天安門の民主化運動の50日をヴィヴィッドに描いた記録である。後半では、民主化運動の嵐のような50日のあいだ、対話代表団を組織し、北京大でニュースセンターを運営した沈〓が、その活動を克明に記し、愚かしいとしか言いようがない党・政府高官の対応ぶりを描きだしつつ、胡耀邦の追悼集会から始まった運動が、なぜあれほどまでの大事件となったかを明らかにしている。

目次

第1部 生い立ち(長安街;棍棒とバイオリン;青い鳩と朦朧詩人;「春の若葉」;北京大学;辰年の災厄)
第2部 運動(胡耀邦が死んだ;五四の精神;対話代表団;ゴルバチョフがやって来る;戒厳令と民主の女神;血の日曜日、そしてさよなら)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユカ

3
天安門事件がリアルに感じられて分かりやすく、自伝といってもいい構成なので面白かった。著者(学生リーダーのひとり)の子供時代から記してあるため、事件前の中国国民の民主化への動きも追えて理解につながった。単純に勉強が好きな学生の学ぶ姿が素晴らしく、興味深かったというところも。著者のその後も知りたい。今、亡命先でどうしているのだろう…2019/09/06

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