内容説明
対米開戦の真因を大胆に推理する。それは陸海軍の確執によるのか。内大臣の怠慢によるのか。政治機構や組織上の対立がもたらした恐るべき錯誤。これまで語られなかった日本の失敗の原因を初めて指摘する。
目次
第１章 だれが戦いをあおったのか
第２章 どうしてサイゴンに派兵したのか
第３章 なぜ天皇は「雲南作戦」を思い出したのか
第４章 どうして敵の反応を考えなかったのか
第５章 どうして統合幕僚本部がなかったのか
第６章 なぜ近衛は東条に内閣を託したのか
第７章 なぜ吉田茂の乙案は無視されたのか
第８章 だれが近衛を自殺に追い込んだのか
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
1
ふむ2019/10/03
ポッキー
0
なぜ誰もが皆負けると考えていた戦争をすることになったか、皆が皆責任回避の結果がそのような結果をもたらした。納得はいきませんが、かなりすわかった気持ちにさせてくれました。2011/02/04
