内容説明
映画はどのようにしてつくられるのかというテーマをめぐって、フランソワ・トリュフォーは一本の映画と一冊の本をつくった。映画『アメリカの夜』とそのシナリオおよび『華氏451』の製作日記を収めた一冊の本である。本書はその一冊の本の第2部にあたる。というのも、トリュフォー本人の希望で、シナリオと日記を別々に出版することになり、まず日記のほうを「ある映画の物語」として出版した。「ある映画の物語2」という副題を本書に付した所以である。
目次
A movie about film making―なぜ映画についての映画なのか?
この映画に登場する主な人物
シナリオ『アメリカの夜』
もう一つの『アメリカの夜』―モデルと出典