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内容説明
商社と紡績会社が手を組んでアルジェリアに建設中の染色工場に、著者はフランス語の通訳として赴任する。そこでは日本とアルジェリアの二つの文化が交わり、せめぎあっていた。何事にも集団主義、勘、経験主義、能率主義でのぞむ日本人。一方、個人主義と論理的組み立てで対処しようとするアルジェリア人。二つの文化を仕事のすすめかたや思考方法の違いをとおして考察した異色のノンフィクション。国際化を前にした日本人に示唆するところ大きい書である。
目次
はじめに 私がアルジェリアに行くことになった訳
序章 入国
第2章 人
第3章 二つの文化
第4章 工場
第5章 仕事
第6章 生活
第7章 規則
終章 さらばアルジェリア