内容説明
死屍累々、人骨の山を築いて中国各地に建つ“遺骨記念館”。朝日が「中国の旅」で報じ、毎日、岩波、学者が追随し、今や史実となった東洋のアウシュビッツ“万人坑”。しかしこれらは中国の作り話である。にもかかわらず我が国の首相が記念館に額づき中国人民に謝罪する日も近い。撫順、大石橋、大同、承徳など三百人の日本側証言をもとに報道の実態を曝し、虚構を覆す本格レポート。
目次
第1章 現代史を歪めた「中国の旅」報道
第2章 「人肉開発」の撫順炭鉱
第3章 虚報「防疫惨殺事件」
第4章 死屍累々、生き地獄の南満鉱業
第5章 「鉄の証拠」、豊満ダム万人坑
第6章 記事撤回の申し入れと朝日の回答
第7章 性懲りもない朝日報道
第8章 歴史家が告発した大量殺戮
第9章 「消せない真実」にした岩波書店
第10章 史実と認知した知識人
第11章 背信