出版社内容情報
本書は、2027年4月から適用される新しいリース制度について、その初歩から最新ルールに至るまで、丁寧に解説していきます。
「大変になること、ならないこと」、「準備すること、しなくてよいこと」を明らかにし、新制度の適用と今後の実務を整理・整頓していきます。
まずは、リース取引の基本と歴史からみていきます。
新制度が導入されるその本質を理解するには、回り道のようでも、それが一番近道だからです。
基本を理解したそのあとに、新しいリース会計と税制について、図解を用いながら、できるだけ平易に解説していきます。
最後に、新リース制度の実務をみていきます。
最後まで読み通していただければ、取引実務、会計・税制との関連を立体的にとらえることができる本となっています。
新リース実務に直面して戸惑っている企業の経理担当者、営業担当者や、税理士におすすめの一冊です。
【目次】
第Ⅰ章 リースの仕組み~その長所と便利さ~
1.リースの原点
(1)リースの誕生
(2)リースの仕組みと定義
2.高度経済成長とリースの普及・そして今日
(1)戦後復興とリース産業の立ち上がり
(2)リース市場の推移
(3)金融機関と違うリース会社の存在意義
第Ⅱ章 今日までの会計と税制~リースをどうとらえてきたのか~
1.リース会計・税制の歩み(戦後~現代)
(1)リースの黎明期と税制との調整(1960年代~1970年代)
(2)レバレッジド・リース取引に対する税制の導入(1980年代)
(3)税制の法制化と旧リース会計基準の導入(1990年代)
(4)リースは「売買」そしてオンバランスへ(21世紀の初頭)
2.今日までのリース会計・税制の歩み(まとめ)
(1)リース会計
(2)リース税制
(3)まとめ
第Ⅲ章 新リース会計基準・税制~これからどうなる?~
1.この新制度は誰のためのものか?(適用範囲を正しく知る)
(1)新リース会計基準の適用対象会社
(2)新基準によって新たに影響を受けるリース取引
2.新リース会計基準の考え方と内容
(1)使用権という考え方
(2)ファイナンス・リース
(3)オペレーティング・リース
(4)新リース会計基準まとめ
3.新リース税制の考え方と内容
(1)基本的な考え方~会計基準との違い~
(2)新リース税制における法人税法の定め
(3)新リース税制における消費税法の定め
(4)新リース税制まとめ
4.新リース会計基準・税制まとめ
第Ⅳ章 新リース制度・実務対応~借手側はどうする?~
1.新リース制度のスケジュール
(1)新会計基準の適用開始時期と経過措置
(2)新法人税制の適用開始時期と経過措置
(3)まとめ
2.実務対応の概要
(1)リース情報を把握するシステムが必要
(2)リース・システムが必要となる理由
(3)リース・システムの概要
(4)適用開始時のデータ作成
(5)法人税・申告調整の対応
(6)消費税・事業税の対応
(7)その他実務上の注意点
(8)実務対応まとめ
第Ⅴ章 これからのリース・その活用ポイント~貸手の支援も踏まえて~
1.リース活用の判断ポイント
2.オペレーティング・リース
(1)リース会社の商品活用
(2)不動産賃貸借などの“Lease”
第Ⅵ章 新リース制度と実務対応~貸手側はどうする?~
1.現行実務と制度の確認
(1)基本的なビジネスモデル
(2)現行の会計・税務処理
2.新リース制度[リース会社に適用]
(1)収益金額は「純額」=利息相当額のみ
(2)仕入税額控除の先食いは不可
(3)適用開始時
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