出版社内容情報
●企業の税務を取り巻く環境は複雑化・多様化し、目まぐるしく変化しています。経理担当者には自社の様々な取引について適切に税務処理をすることが求められますが、これまでにない取引形態や商品が創出されるなど、日々の実務においても税法や関連通達のみでは容易に判断できないケースなども見受けられるようになりました。
●本書は、税務コンプライアンスの観点から、経理担当者が日々の税務処理や法人税の申告実務を行う上で心得ておくべき法人税に関するリスク要因となる論点をピックアップし、読者がイメージしやすいように取引形態別に分類して章立てを行ったうえで、その論点に付随する解説を行っています。
●実務上ミスをしやすい（ヒヤリハット）、税務調査で指摘されやすい論点などは、Q&A形式にまとめ、実務上の留意点とともに記載しています。
●各章の終わりに、「プロフェッショナルの視点」を設け、専門家が必ず確認するポイントを公開しています。
●熟練の経理担当者だけでなく初めて法人税の実務に触れる方にも、お勧めです。
目次
第１章 総論
第２章 営業取引
第３章 有価証券
第４章 固定資産取引
第５章 役員等との取引
第６章 その他の損益取引
第７章 関係会社間取引
第８章 海外取引
第９章 資本等取引
第１０章 組織再編成
