内容説明
複雑難解といわれる法人税法の規定を、企業会計と関連づけて要領よくまとめた、法人税法の総まとめ的参考書として評価の高い決定版!!平成21年度の税法改正及び昨年度の税法改正に伴う通達の改正事項などを織り込み最新の内容とした。重要項目について、詳細な解説と設例・解答形式による具体的な計算例及び仕訳を示すとともに可能な限り規定の趣旨を説明し、相互に関連づけた有機的な解説により複雑膨大な法人税法を体系的に理解できます。
目次
総論
所得計算の通則
損益の帰属時期
受取配当等
その他の益金
棚卸資産の評価
有価証券の評価等
外貨建取引の換算等
減価償却資産の減価償却等
繰延資産
リース取引
その他の損金
引当金、準備金
圧縮記帳
借地権の設定等に伴う所得の計算
企業組織再編税制
欠損金の繰越し及び繰戻し
税額の計算
外国税額控除
土地の譲渡等がある場合の特別税率
申告、納付、還付等
更正又は決定、加算税
仮装経理に基づく過大申告の場合の更正、還付等の特例
連結納税制度
移転価格税制
過小資本税制
外国子会社合算税制
著者等紹介
中村利雄[ナカムラトシオ]
昭和23年関東信越国税局法人税課に入り、神田税務署法人税課、東京国税局査察課、国税庁査察課、国税庁特別審理室、国税庁審理課係長及び課長補佐、税務大学校研究部教授及び主任教授、東京国税不服審判所部長審判官を経て、昭和59年に退官、同年公認会計士・税理士登録
岡田至康[オカダヨシヤス]
昭和46年国税庁に入り、大野税務署長(福井県)、国税庁調査査察部国際調査管理官、福岡国税局課税第一部長、日本貿易振興会(JETRO)経理部長、国税庁長官官房国際業務課長、仙台国税局総務部長、国税庁調査査察部調査課長、国税庁審議官(国際担当)を経て、平成14年に退官、同年税理士法人中央青山(現税理士法人プライスウォーターハウスクーパース)に入り現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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