内容説明
本書は印紙税についてのいわゆる解説書ではありません。印紙税に関する問題のほとんどを占める、印紙をはるべきか、はらなくてもよいのか、つまり可否の判断に関することがらを中心に読み物的にまとめ、気軽に読みながら課税文書についての正確な知識が得られるようになっています。巻末には印紙税全体がわかるよう、「印紙税のあらまし」を附しています。
目次
ばかにできない印紙税―きびしい税務調査とペナルティ
記載の仕方で違う印紙税額―記載金額のある文書の場合
印紙をはる・はらないの別れ道―課税文書の判断のしかた
契約書をめぐって―その範囲と印紙税で重要なもの
間違いやすい文書ワンポイント(契約書となるもの、ならないもの;課税される文書、されない文書)
印紙のはりすぎ、はり忘れ、過怠税
軽減税率が適用される不動産譲渡契約書、建設工事請負契約書
著者等紹介
木村剛志[キムラツヨシ]
国税庁消費税課係長、同課課長補佐、国税庁長官官房国税庁監察官、その後売上税、消費税の創設・導入事務に携わり、東京国税局調査管理課長、同局消費税課長、浅草税務署長、東京国税不服審判所部長審判官、高松国税不服審判所長を経て、平成6年7月退官。現在、税理士
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