内容説明
２０００年、我が国における金融ビックバンの進展は、大銀行の合併・提携をかわきりに証券・保険を巻き込んだ大再編時代に突入し、いよいよ佳境を迎えています。保険業界においては、すでに数年前から解禁されている生・損保の相互参入、このところ活発化している外資系保険会社の相次ぐ進出、２００１年４月に予定されている銀行の窓販解禁など、取り巻く環境の変化にはめまぐるしいものがあります。これらの動きは、販売競争の活発化と販売チャンネルの多様化を促し、生命保険、損害保険ともに顧客ニーズを敏感に捉えた新商品が次々と登場しています。本書は、税務研究会が、このような保険業界の大転換期に様々な保険商品を巡る税務上の取扱いをまとめた事例集です。
目次
第１章 保険料
第２章 配当金
第３章 転換・契約変更
第４章 保険金・給付金
第５章 相続・贈与
第６章 個人保険
第７章 損害保険
参考（法令・通達；保険に関する審査事例；保険に関する税務判決）
