内容説明
本書は、「居住用財産の3000万円控除の特例」と「居住用財産の買換えの特例」について、その要件・手続などを問答式に詳しく説明しています。また、自分の住宅を売却した場合には、別の住宅を取得するのがふつうでしょうから、住宅の取得に伴う税金問題のうち、知らないと損をする「住宅取得特別控除」と建物を登記する際の「登録免許税の特例」、さらに「不動産取得税・固定資産税の特例」もあわせてとりあげています。昭和63年度の税制改正により「居住用財産の買換えの特例」の適用が大幅に制限され、新しく「低率分離課税の特例」が設けられましたので、今回改訂致しました。
目次
居住用財産の3,000万円控除の特例(特例のあらまし;特例の適用される要件;特例の計算;居住用財産を譲渡した場合の「低率分離課税の特例」)
居住用財産の買換えの特例(特例のあらまし;特例の計算)
住宅取得特別控除の特例
登録免許税の特例
不動産取得税・固定資産税の特例(不動産取得税;固定資産税)