内容説明
本書は主として、戦前ドイツにおける経営社会政策論の代表的学説の検討をとおして、その基本的特質の究明を試みたものである。
目次
序章 経営社会政策論前史
第1章 レヒターペの科学的社会政策論―社会政策論から経営社会政策論へ
第2章 タールハイムの自律的社会政策論
第3章 経営社会学研究所と社会的経営政策論
第4章 ゲックの経営社会政策論(1)―経営社会政策概念を中心として
第5章 ゲックの経営社会政策論(2)―経営社会政策論と社会的経営管理論
第6章 シュヴェンガーの経営社会政策論
終章 戦前の経営社会政策論の一般的特質
補章(1) いわゆる「経営の社会問題」について
補章(2) 戦後西ドイツにおける経営人事論の展開と現状