情況新書
美少女伝説―レポート 1968慶応大学の青春

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  • サイズ B40判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784792721169
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0295

内容説明

1968の時代を、ごく普通の活動家だった者が、内側から描いた作品は例がない。同時に、あるひとつの時代の青春とその終焉を描いた作品は例がない。同時に、ある死についての報告書でもある。あの時代への渾身の鎮魂歌(レクイエム)でもある。もう、還暦を過ぎた同世代の人たちにも、現在の若者にも、ぜひ、手に取ってもらいたい。閉塞感に満ちた現代の日本人に、反体制運動とは言え、かってこれだけのエネルギーが溢れた社会運動があったことを思い出したり、知ってもらいたい。もちろん、その渦中で、もがきながらも長く生きられなかった人もいたが。

目次

序章 哀しき旅立ち
第1章 出会い
第2章 闘争
第3章 惑いの日々
第4章 永遠(とわ)の別れ
第5章 尽きせぬ想い

著者等紹介

山田宏明[ヤマダヒロアキ]
1948年10月22日生まれ。1967年県立新潟高校卒業。1971年慶応義塾大学文学部卒業。1971年毎日新聞入社(記者職)。成田支局社会部、科学部、メディア企画室、メディア事業本部、社長室委員などを歴任。2003年社長室委員で退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MrO

1
日比谷の図書館のショップで入手。ふつうの本屋には置いていないだろう。タイトルや「1968慶應大学の青春」というサブタイトルからも、その内容をうかがい知ることはできないだろう。まったく政治的な死ではない。単なる事故死である。1968年でしかありえない、純粋で知的な少女との思いを綴った、かつて少年だったおっちゃんの書いた、なんとも美しい手記である。ふつうに生きていれば、ちょっときれいな、洒脱なおばさんになって、生意気な娘に手をやいているんだろう。たしかに、青春である。2015/05/22

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