ハンセン病市民学会年報〈2005〉特集・第1回交流集会記録

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  • サイズ A5判/ページ数 211p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784792720841
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C0030

内容説明

二〇〇五年五月、熊本県の国立ハンセン病療養所菊池恵楓園で、ハンセン病市民学会が産声をあげた。「交流」と「検証」と「提言」を活動の三本柱に掲げる、すべての市民に開かれた学会である。本誌には、設立総会・第一回交流集会の記録、論文二本と実践報告五本の投稿に加え、資料として、去る一〇月二五日に判決が出された韓国ソロクト・台湾楽生院訴訟に関する市民学会の声明と、就任したばかりの川崎厚生労働大臣に宛てた控訴せずに早期救済を求める要請書を収録した。

目次

特集 第一回交流集会記録(記念講演・ハンセン病問題と現代社会を結んで考える;シンポジウム・ハンセン病市民学会に期待するもの;「検証」と「提言」のために;市民交流会)
論文(ベトナム南部におけるハンセン病患者の状況と障害度―ベンサン病院およびハンセン病村調査結果より;後藤昌文・昌直父子と起廃病院の事績について)
実践報告(ハンセン病問題の全面解決へ―歩み続ける青年たち;生きる(心の)つながりを求めて―ハンセン病回復者との交流を通して
韓国ハンセン病快復者定着村における日韓合同ワークキャンプの取り組み
北海道(救らい)ハンセン病協会の歩み―会報『すずらん』を中心に
希望の道―IDEAジャパンの活動)〔ほか〕

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