情況新書
ドストエフスキーと秋山駿と―人はどこから来て、どこへ行くのか

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  • サイズ B40判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784792720018
  • NDC分類 980.28
  • Cコード C0295

内容説明

これは秋山駿(文芸評論家)と井出彰(図書新聞代表)の対談です。秋山氏がドストエフスキー文学から何をつかんだのか。「貧しき人々」から始まり「カラマーゾフの兄弟」にいたる全思索過程を秋山氏がいかにとらえ、洞察しているのか。日本の近代文学や犯罪と文学などにも踏み込みながらの自由な対談である。

目次

第1章 石塊が在った―中也だって信長だって石っころ
第2章 石塊も恋をするのか―美しい女には世界をひっくり返す力がある
第3章 石塊が歩行し考えた―ラスコーリニコフ的歩行と私哲学
第4章 石塊の苦悩―聖書は常に書き換えられなければならない
第5章 石塊、ついに地蔵さんになる―世の中の移りを眺めながら、在るがままで佳し、そんなふうに見るのだ

著者等紹介

秋山駿[アキヤマシュン]
1930年東京都生まれ。早稲田大学卒業。文芸評論家。60年に、評論『小林秀雄』で第三回群像新人文学賞受賞。90年に、『人生の検証』で第一回伊藤整文学賞受賞。96年に、『信長』で第四九回野間文学賞、第五〇回毎日出版文化賞を受賞

井出彰[イデアキラ]
1943年神奈川県箱根町生まれ。早稲田大学卒業。日本読書新聞編集長、三交社取締役を経て、1988年より図書新聞代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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