内容説明
「ブラック企業」どころではない「ブラックユニオン」の実態。組合執行部と組合員に衝撃の格差が判明!ユニオンや労働弁護士は正義の味方ではない!?経営者も労働者も必読の書!
目次
第1章 労働組合とユニオン(そもそも労働組合とは;労働組合法と「労働三権」;ユニオン(合同労組)とは ほか)
第2章 ブラックユニオンの実例(ブラックユニオンによる被害の歴史;「京品ホテル」事件;「アリさんマークの引越社」事件 ほか)
第3章 ブラックユニオンからの被害を防ぐための方法(ブラックユニオンへの対応策;就業規則を整備する(Sランク)
採用と面接を見直す(Aランク) ほか)
著者等紹介
新田龍[ニッタリョウ]
働き方改革総合研究所株式会社代表取締役。ブラック企業アナリスト。早稲田大学卒業後、「ブラック企業ランキング」ワースト企業で事業企画、営業管理職、コンサルタント、新卒採用担当等を歴任。2007年「働き方改革総合研究所株式会社」を設立。労働環境改善のコンサルティングと、ブラック企業相手のこじれたトラブル解決を専門とする。各種メディアで労働問題についてコメントし、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふたば
4
ブラックユニオンとはどういうものか、ブラックユニオンにつけこまれないために企業はどうすれば良いのか。働き方改革をどう考えて、どう行動するのか。経営側からも、労働側からもしっかり説明されていてわかりやすい。正しい雇用関係を保てていれば、ブラックユニオンにつけこまれるスキはない。つけこまれる企業はやはり、様々な点で不備がある。マスコミは、ブラックユニオンをも持ちあげて、企業VS労働者&ユニオンの構図を作り上げる。企業に対抗する術はまずないといっていい。規約をしっかり作り、守ることが、ひいては企業を守る。2019/08/03
ただの晴れ女
2
ブラック企業と闘った社員が配置転換を勝ち取ったものの、ユニオンの一員になる。 社会の不正を是正するというもののー… ユニオンのほうが労働基準法ガン無視の独裁国家並みのブラックという笑えないその先だった。2022/12/04
ぞだぐぁ
0
ブラック企業を断罪する風潮の中、ブラックでない企業にもブラックのレッテルを貼って金を毟ったりしようとする団体もある。そのような団体への対処法やつけこまれないために守らないといけない社内コンプライアンスなどについての本。2019/09/10
-
- 和書
- 江戸時代の徳政秘史